木曜日は本の紹介!
こんにちは!日本の生活は、バルセロナ留学時代に比べて忙しいです。
思うようなペースで本が読めない。。。
もっと、頭が良かったら速く読めるのに、なんて考える今日この頃。
本日紹介する本は、帰省の直前に本屋さんでお薦めのコーナーにあったので、選んでみた本です。
日本は、歴史的に見て中国の発展と衰退にあわせて、
『内向きな時代』と『外向きの時代』を繰り返している。
というような内容から始まります。
なんか、今はその転換点なような気がしますよね。
今のこの社会の閉塞感は『内向き時代』の終盤であるような気がします。
- ビジネスに役立つ「商売の日本史」講義 (PHPビジネス新書)/藤野 英人
- ¥861
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その他にも面白かった内容には、
日本人はリスクを恐れすぎると言われるけど、遣隋使、遣唐使などは、船の沈没覚悟で海を渡って
勉強していた。もともとリスクを恐れすぎる国民性ではない。
804年に空海と最澄が遣唐使として海を渡った時も、4隻中2隻は沈没したそうです。
もし二人が沈没した船に乗っていたら、歴史は変わっていたことになります。
もう一つは、江戸時代の三大改革は、どれもあまり成功していないとういう事実。
何かというと『改革、改革』と言う、現在の状況を冷静に考えさせてくれます。
歴史の流れに沿って本が進んでいくので、『この幕府の頃はこんな時代だったのか』と
理解しながら読めます。
読んだ後は、『日本もあと2年くらいでまた、転換点がくるのかなぁ』という
漠然とした気持ちになりました。。。
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