火曜日はコーチの技術!レディースの世界11!


こんにちは!
フェデラーのように低い弾道の高速フォアハンドを打とうとする度に、テニスが崩れまくり、諦めるしかない今日このごろです。。。
さてレディースの世界11。
悩んでいる方も多いフォアハンドストロークについて。。。
テニスの中で一番簡単で一番難しいのがフォアハンドストロークだと思っています。
苦手意識のある人は、とことん苦手。特徴的にはグリップが薄い方に多いようですが、それじゃ厚く握ればいいじゃん!で済むかというとそんなに簡単にはいかない!
傾向としては、打点でラケットスイングが止まってしまい、打点を通過するように降りきれない人が多いように思う。
そのフォアハンド自体をうまく打てるように基礎練習をしまくることも(時期も)大切だと思います。
でもフォアハンドが苦手でもダブルスに勝つ方法はいくらでもあることを知ることも大切です。
解決策は、
①リターン以外では極力フォアハンドを使わない。
②合わせるショットのみに集中する。
③スライスをマスターする
まず①
ダブルスでは、シングルスに比べてサーブ&ボレーが容易です。そしてリターンゲームでもルール上、ワンバウンドで打たないといけないのはリターンのみです。
発想を変えれば、バックハンドで60%くらいをカバーすれば、リターンでフォアハンドを使わざるを得ない状況はかなり減ります。
自分がデュースサイドでリターンするかアドサイドでするのかを考えると、フォアハンドストロークを使うケースはかなり限定されます。
つまり、アドサイドでバックで打てないケースのしかもリターンのフォアハンドストロークのみを繰り返し練習すればいいのです。
ちょっと変わった打ち方になろうが、綺麗にボールをとらえてなかろうが、勝つためには関係ありません。
フォアハンドストローク自体を、綺麗に打てるようにならなければならないという先入観が邪魔です。
テニスの練習では、ウォームアップから始まって、ラリーの練習も含めてフォアハンドストロークを使う量が圧倒的に多いです。
フォアハンドストロークが苦手な方はその度にストレスを感じる為に、フォアハンドストローク自体をなんとかしようと思いがちになります。
試合全体を考えれば、フォアハンドストロークもボレーやサーブと同じくショットの一つです。
シングルスに比べると、工夫すればフォアハンドストロークの使用量はかなり減らせます。そして限定された状況下のフォアハンドストロークなら練習次第で、相手に嫌がられるショットにすることは可能です。
次回は②を。
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