あれやこれや言うこと。
こんにちは!
僕のスペインでの経験。
バルセロナについた次の日から、一日6時間のトレーニングを開始。
日本でしっかりと身体を作って、スペインドリルも予習していっていたにもかかわらず、
最初の2ヶ月は、練習後は身体中が痛くなり、アイシングしまくりでした。
それが2ヶ月経つと嘘のようになくなりました。
テニスはというと、日本でやってたスタイルやボールを打つ感覚がなかなか変わらず
怒られてばっかり。ボールを強く打つ習慣がなく、てきと~にネットに出て、
てきと~にポイントを取ったり取らなかったりする感じが抜けなかった。
もちろん本人は大真面目で、真剣にポイントを取りに行っていたんだけど、
身体が勝手にそのようにプレイしてしまう。
そしてそれは、3ヶ月くらいでなくなった。うまく説明できないんだけど、
考え方が変わったというか、瞬間瞬間でひらめくことが変わってきた。(四流プレイヤーなりに。。。)
何がいいたいかというと、
人間は筋肉系が変わるのに約60日。
神経系が変わるのに約90日かかる。
これは帰国してしばらくして勉強してしったことなんだけど、
自分自身の経験とぴったり合っていてびっくりしたのを覚えている。
テニスの感じを(敢えて『感じ』ってアバウトな表現にしますね)変えようと思ったら、
90日はかかるということ。
僕の経験だと、さらにその変わった『感じ』を身体にに擦り込むのに
もう90日かかったように記憶している。
そしてそれは、海外留学で、
あるコンセプトの元に缶詰状態という理想の環境に身を置いてである。
日常生活の中で3ヶ月、ひとつのプランを遂行するのは、
かなり難しいのではないのか?と思う。
ちょっと負けたくない相手や、負けるとコーチからの評価が下がるのでは?
なんて考えながら試合すると、すぐに昔の『感じ』がよみがえってしまうもの。。。
あれやこれや言わずに、
また、あれやこれや考えさせずに
90日間というのは、かなり困難なことです、日本の日常では。。。
ということはそれを構築せねば。。。ってことですわ。
注目記事
- ヨーロッパのコーチが選手の素質を見抜く時にまず注目するところ
- オレンジボールやグリーンボールはいつまで?
- 世界中、強くなるジュニアが、テニスの練習でやっていること
- 外人って何食ってるからあんなにデカくなるんだろう?海外のジュニア選手の食事。
- ジュニアテニスで一気に伸びるために必要な行動
- ジュニアと親を苦しめるポイントシステムを解説!! ジュニアランキングを上げるための複数年計画の年間スケジュールとは。
この投稿へのトラックバック
トラックバックはありません。