2013スペイン人エスパルシアコーチ IN 江坂テニスキャンプ!ラリー練習Part2!ボールを返してゲームを作れ!!


半面vs全面のラリー

下の図のように半面対全面でラリーをします。 赤の選手はストレートとクロスに打ち分けて、青の選手は左右に走りながら赤の選手の側に返球します。

photo:05

 

この上の図のように、青丸の選手を左右に動かすように、ストレートとクロスを交互に打ちます。とてもシンプルですが、15秒ラリーのペースを維持しながら行うのはとても難しいです。U12はロブのような高い弾道が多くなるし、U14ではオーバーペースになりミスが早くなります。実際の試合の中でこのように何球も、規則正しく連続で相手に左右に振られることはありません。同じことを反復して行う所は、サンチェス・カサルのスペインドリルと同じです。球出しドリルと違って、ラリーで行うことで難易度がかなり上がります。
サイドアウトが多発しますし、左右に振られる側のプレイヤーは、少しのサイドアウトでもカバーするのはかなりの労力です。アベレージテニスの概念がないと、何でこんな練習するの?って感じになるでしょう。ストレートは決めにいくため、入るか入らないでええんちゃう?ってな感じで、ジュニア達はボコボコ打ち込みます。

参考過去記事

 

エスパルシアコーチのアドバイス

エスパルシアさんは、こういったラリー形式の練習についてU14のレッスン初日にこのように言っています。

『みなさんが試合で勝つために一番必要な練習は、こういうラリー形式の練習です。相手とラリーを続けることが重要です。ボールを返せば返すほど、ゲームを作ることができます。』

まずボールを相手コートに返すことがゲームを作るポイントになります。ゲーム作りはしっかりとラリーをすることから始まります。

※2013年7月28日に公開した記事ですが、リライト記事に必要な文言等を追記、その他の部分も修正して2017年4月16日に再度公開しました。

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