2013スペインテニスヨーロッパ視察で学んだことPart4!U12女子 リターンエース!


1発で決めることも大切!

さて今日もグラナダのU12を振り返ります。先日、大阪のサマージュニアのU12の準決勝を見に行ったのですが、攻撃的なプレイヤー対守備的なプレイヤーの対戦を見ました。攻撃的なプレイヤーは、毎回長いラリーに持ち込まれてしまいます。攻めきることもできれば、ミスしてしまうこともあるという展開。そんな時に持っていればいい武器が、サービスエースとリターンエースです。ラリーに持ち込まれなくて済むからです。今日もスイスのRADOVCIC選手の動画です。高い打点のフォアが得意な彼女のリターンです。

これだけ早いタイミングで打って、これだけ角度をつけられたら、いくらシコラーでも追いつけません。反対の角度から。本当に打点が高いです。相手のサーブもかなりキックしているんですが。。。

攻撃的なプレイヤーにとって、毎回のように長いラリーに持ち込まれるのはつらいもの。徐々に試合全体のリズムが作れなくなっていって、ミスが増えていくでしょう。そんな時はラリーをせずにポイントを終わらせることが必要になります。このU12という低年齢では、サービスエースやサービスウイナーを奪うことは身長や筋力面から考えても少し難しい。でもリターンエースなら狙えます。打点が高く、タイミングが早いのでしっかりと角度をつけることができます。

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単にリターンでこのコースに打てるということが重要なのではなく、高い打点でボールをつぶす技術が必要だということです。以前の記事の高い打点のフォアハンド!で書いたように、コンパクトなスイングでボールをつぶすことが求められます。コートの中に入って、ボールをつぶせるから角度がつけられる。U12でも良いショット持ってます。

※2013年9月6日に公開した記事ですが、リライト記事に必要な文言等を追記、その他の部分も修正して2017年4月20日に再度公開しました。

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