2013チャレンジ サンチェス・カサルテニスアカデミー!遠征日記!帰国!
予定より4時間半の遅延があるも無事に帰国!
予定よりも4時間半ほど飛行機が遅れてしまいましたが、全員無事に関空に到着しました。今回の旅は、今までの僕の旅の中で最もアクシデントが多かった旅でした。とは言っても、怪我もなく、病気もせずに全員帰国できたので、大したアクシデントは無かったと考える方がいいのかな。サンチェス・カサルアカデミーの練習も、スペインドリルにさらに新たな要素が加わり、スペインテニスも進化している様が見られました。今回の旅の僕の使命は、(全員無事に帰国することはもちろんですが、)たった1週間の滞在をより密度の濃いものにすることでした。
僕がリクエストした主な内容
僕ががリクエストしたのは、
①アンヘル・ヒメネスコーチにレッスンしてもらうこと。
②日本にはない本場のクレーコートでできるだけプレイさせてもらうこと
③できるだけ強い選手とマッチ練習を組んでもらうこと
です。
どれも聞き入れてもらえて、バルセロナのコーチ陣のおもてなしの心に大感謝です。普通なら、『あいつごちゃごちゃうるさせ~な。。。』ってなもんですが、10年前の僕の留学中にいたコーチがまだほとんど残っていますから『まあ、しゃ~ないか!』って感じだったんでしょうね。交渉しないと一見さんには、それほど良い環境はくれません。いつも見ている選手を優先させるのは当然です。最終日の長身の女子選手は、試験前(かなり重要な試験らしい)にも関わらず、練習マッチだけの為に早起きして相手してくれました。
見ただけでは強さがわからない子供達
子供達も最初は『こっちのジュニアはみんなあんまり上手くないなぁ。。。』といった印象を持っていましたけど、試合をしてその強さに驚いていました。日本ほどフォームの指導がないので、パッと見た感じではそれほど強く見えなかったりします。でも、『後ろ足をしっかり決めて、腕を加速させて振り抜く』といったコンセプトを徹底しているのでボールが重く、またディレクション・チェンジをしっかりしてくるので、試合してみるとかなり手強いです。見た目でフォームが綺麗だと、かなりかなり強いです。そしてたくさんのトップジュニア選手の練習&生活を見られたこともジュニア達にとって財産になるでしょう。10代前半であの世界を見ることができるなんて、みんな幸せ者だなぁ、と思います。外人ばかりの中でポツンと日本人がいる環境は、みんなに大きな刺激を与えることができたと思います。
※2013年12月8日に公開した記事ですが、リライト記事に必要な文言等を追記、その他の部分も修正して2017年4月18日に再度公開しました。
注目記事
- ヨーロッパのコーチが選手の素質を見抜く時にまず注目するところ
- オレンジボールやグリーンボールはいつまで?
- 世界中、強くなるジュニアが、テニスの練習でやっていること
- ジュニアテニスで一気に伸びるために必要な行動
- 外人って何食ってるからあんなにデカくなるんだろう?海外のジュニア選手の食事。
- ジュニアと親を苦しめるポイントシステムを解説!! ジュニアランキングを上げるための複数年計画の年間スケジュールとは。
この投稿へのトラックバック
トラックバックはありません。