アルビレックス新潟バルセロナのメンバーと食事の前に熱くサッカー&テニス談義。
こんにちは!
朝の散歩が気持ちいいバルセロナです。
日本ではこんな時間の使い方できなかったなぁ。。。
さて昨日はアルビレックス新潟バルセロナの留学生達と食事に。えっ?テニスの留学生はって?テニスはそこそこわかっているので、知らないことを知りたいと思うわけです。
アルビレックスの選手達がトレーニングをしている間は食事場所で、
バルセロナの日本人宿・カサデバルサの経営者の岡崎さんとお話しました。
岡崎さんは、このアルビレックス新潟バルセロナの監督もしています。もちろん本業が忙しいので、この監督というのはシステム上の名義貸しのようなもので、日頃から指導する監督はちゃんといます。後で登場します。ですが試合や練習は見ていますし、岡崎さん自身も学生時代はサッカー選手なので見る目はあります。
岡崎さんとは、スペインと日本のサッカー環境&テニス環境の違いについて、かなり深く話しました。(ちなみに岡崎さんも学生時代はサッカー選手)話の中で挙げられたスペインサッカーの特徴(練習の特徴・サッカーの特徴・日本の課題)をまとめます。(テニスと関係ないやん!って思わずにもう少しお付き合いください。テニスとの類似点がほとんどです。)
A.スペインのサッカーの練習の特徴(U18以上)
①基本練習がなく、応用のみ
②練習時間が短い
B.スペインサッカーの特徴
①ボデイコンタクトが強い
②パス回しの華麗さばかりに目が行くが、実は守備が泥臭い
C.スペインを見て日本の課題だと思うところ
①オープンな状況が大切なのに、日本は細かいところまで教えすぎる。
②流れが悪くてもなんとかしようとする。
まず練習の特徴ですが、こちらはテニスと真逆です。テニスは日本と比べて、練習時間が長くて基本練習の時間が長いです。練習時間は、ウイークデーはスペインの方が長いですが、週末は休みます。週末にまとめてドカッと練習する日本とは違います。ただ最近、スペインのテニスの練習も応用系の練習が増えつつあると感じます。
そしてサッカーの特徴、こちらはテニスと共通します。
ボディコンタクトが強い→ボールが重い
守備が泥臭い→守備から入るデフェンシブはテニス
という風に、テニスでも同じことが言えます。スペインの選手のフィジカルの強さは、テニスにおいては身体のぶつかり合いはありませんが、ボールの重さとして現れます。
そしてC。これもテニスに類似します。
①は、テニスはオープンスキルの要素が大きいスポーツです。不確定な要素が多く、短い時間で的確な判断が求められるスポーツです。小さい頃からその判断の練習が必要なのにもかかわらず、先に正解を言ってしまう為に、選手が自分で考えられなくなってしまうということ。これはテニスだけでなく、全てにおいて言えることですけどね。
②に関しては難しいところで、俗に言う『忍耐力』に関しては、日本人はズバ抜けていると思います。ただ、悪い流れをなんとかして断ち切って、自分の流れにもってくるみたいなタフさになると、ヨーロッパの選手の方が上だと感じることが多いです。
アルビレックス新潟バルセロナの留学選手の話をしようと思いましたが話がそれてしまいました。それくらい熱心に話し込みました。続きはまた今度!
バルセロナを拠点とした今回の旅ですが、オランダ・イタリア・スロベニア・マヨルカ島(ナダルアカデミーじゃないよ。)にまで広がりそうです。なんじゃかんじゃで忙しくなりそうです。ほんまい全部行けるかな。。。行くしかない!!
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