アメリカの大学への留学を実現したジュニアへのインタビュー、岡本菜摘さん。Part1!
サンチェス・カサルテニスアカデミー内のESIS(ES Internatinal School)に通い、
テニスと勉強に取り組み、アメリカの大学へスカラーシップ付きでの進学を決めた岡本菜摘さんへのインタビューの第1弾です。
実際にはメールでやりとりしましたが、わかりやすいように対談っぽく書いてあります。
大学での選手紹介の写真です。
インタビューする私の奇跡の一枚です。笑。
私が彼女に初めて会ったのは、2012年に行った第1回のチャレンジ サンチェス・カサルアカデミーの時です。
当時アカデミーで練習&学習していた日本人は彼女1人だけだったと思います。
サンチェス・カサルアカデミー内にインターナショナルスクールとテニスコート、
宿泊施設が併設されていて、テニスと勉強のハードな毎日を送ります。
『練習もですけど、とにかく勉強が大変です。』と話してくれたことを覚えています。
会話の最後に『困ったことがあったらなんでも言って下さいね。』と1週間の短期留学の私達を気遣ってくれました。
当時はまだ高校生1年生、とてもしっかりしていますよね。
そんな彼女がスペイン・バルセロナでの3年間を頑張り抜いて、
アメリカの大学へのスカラーシップ付きの進学を勝ち取ったことはとても嬉しく思います。
ではインタビュー開始です。
①進学した大学の名前を教えてください。
ピッツバーグ大学(University of Pittsburgh) です。
※アメリカ大学ランキング ピッツバーグ大学
難易度は非常に難しい。そしてアメリカの大学が合否を決める際に最も重要視するGPAの数値が
4.0(3.5以上は優秀)近くの人が入学しているというかなりレベルが高い大学です。
②スカラーシップの種類を教えてください。
フルスカラーシップ(Full Scholarship (100%))です。
生活費、授業料、テニス用品、またインターナショナルの生徒への支援金などすべて大学だ出してくれます。
※授業料から生活費まですべて無料ということです。
テニス用品の提供もありますし、海外からの生徒には支援金もあります。
③サンチェス・カサルに通った期間はいつからいつまでですか?
2012年9月〜2015年6月の3年間です。
※こちらの学校は9月スタートです。
④1日の勉強時間(授業・自習)はどれくらいでしたか?
授業は5時間です。自分での学習は、宿題の量にもよりますが、2時間程度でした。
⑤1日のテニス練習時間はどれくらいでしたか?
テニス3時間とフィットネス1時間です。
※※授業時間とテニスの時間、自習の時間を全てたすと、11時間になります。
睡眠時間、食事の時間、などを考えるととてもハードな毎日であることがわかると思います。
一つの施設の中ですべてまかなえるので、このハードな毎日を続けることが可能になります。
⑥いつ頃からアメリカの大学に行きたいと思いましたか?
高校2年の頃、学校の先生にアメリカの大学のシステムについて教わってから興味を持ち始めました。
それまではテニスのことだけ考えていましたが、勉強の大切さとアメリカンシステムに魅力を感じました。
⑦アメリカンシステムのどんな所に魅力を感じましたか?具体的に教えてください。
アメリカの大学のフルスカラシップはとてもすばらしい制度ですが、
それ以上に大学全体がアスリートをとても重要視しているところに魅力くを感じました。
それと同時にアメリカは文武両道でなければいけないという精神もあるので勉強において手を抜くこともできません。
それらを魅力に感じました。
※高校生の段階で自らをより厳しい環境において、チャレンジを始めたということです。
海外に出ると楽な方に流されてしまうケースもありますが、
自ら決断することでより質の高いチャレンジができるのも海外の良いところです。
続きは明日!(後半は下記リンクより)
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