褒めるべきところ、叱るべきところ。。。
こんにちは!
昨日はついに行ってきました。カンプ・ノウ。
リーガ・エスパニョーラのバルセロナ対アトレティコ・マドリード。
このブログでも再三書いていますが、サッカー関係者が、
日本とヨーロッパの差を語る時に言うことと、
僕が考えるテニスのそれと本当によく似ているんです。
なのでサッカー観戦はとても勉強になります。
今回は日本人はいなかったので比較はできませんでしたが、
相変わらずお客さんのサポート力の高さに感心しました。
ここの観客は本当にサッカーを理解しています。
絶妙のブーイングで審判にプレッシャーをかけます。
途中交代で入った若手選手に絶妙のタイミングで励ましの拍手を送ります。
(ちょうどその若手選手が初めてボールに触った時)
これ、ものすごく大切なことなんです。
褒めるべきところは褒めて、
叱るべきところは叱る。
これが本当に難しい。
指導者はできて当たり前です。
ですが、観戦している保護者のみなさま、
自分のお子様や他人のお子様を褒める時に、
褒めるべきところで褒められていますでしょうか??
ブラジルでは、育成年代で普通のシュートを決めても
『そんなシュート、じいさんでも決められるぞ!』
なんて野次られるそうです。
変にお愛想だけで褒めてしまうと、
その選手の芽を摘んでしまうことになりかねない。
叱るポイントよりも褒めるポイントが大切です。
失敗しても良いプレイなら褒める。
成功しても役に立たないプレイなら褒めない。
そんな目が選手を育てます。
そんなことを再確認したカンプ・ノウでした。
さて、あともう少しでバルセロナ滞在、というかヨーロッパ滞在が終了。
最後の最後までドタバタで今日からイタリア・ミラノです。
特に女子が盛り上がっている印象が強いイタリア。
グランドスラムタイトルホルダーのスキアボーネもミラノ出身。
楽しみです。では飛んできます!
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