ハリケーン、なんとか被害なく通過。
こんにちは!
結局ハリケーンは、今止まっているポンパノビーチはカスった程度で被害なく済みました。ですが中米のハイチでは300人を超える死者が出ているそうで、あらためて自然の脅威を感じています。断水や停電に備えて、水をたくさん買い込んだり、火を使わななくても調理できる食品を買い込んだり、停電してもスマホ使えるようにポータブルバッテリーを満充電したりと準備しましたが、運良く無駄に終わりました。
英語のウェザーニュースは完全には聞きとれないので、この辺一帯に避難勧告とかでていたらどうしようと、外に出て他の住人の車があるか確かめたり、少し南のフォートローダデールに住んでいる知人の日本人と連絡を取り合いながら不安な夜を過ごしました。今日訪れる予定だったテニスアカデミーには、月曜に行くことに決まり、なんとか予定通りのスケジュールをこなして次なる地へ向かえそうです。
昨日はスーパーに買い出しにいった以外は家にこもって、これまで訪れたテニスアカデミーの動画や写真を見直していました。ついついどうやったらこの選手達に勝てるのか?という視点で見てしまいます。ヨーロッパやアメリカの環境はとても良いですが、ただそこに行くだけではそこでの競争に勝てないと思います。ヨーロッパやアメリカに経験を積みに行く、それはそこで勝って帰るということです。
6月のクロアチア遠征では、U10の世界大会を2年連続で見ることになりましたが、一般的に言われているような、低年齢では日本人は負けていないという通説は、僕には嘘にしか感じられませんでした。将来大きな差として現れる小さな差をいくつも感じました。それはヨーロッパに来てもアメリカに来ても感じます。ただ、日本の方が優れている点もたくさんあると感じています。それは根性がある真面目であるという精神的なものとは違って、ボールを捉えるタッチの良さです。
関係ないですけどこの旅の間に、『日本人はあんなに熱心にあんなに真面目に練習するのになぜ勝てないんだ?』って数回聞かれましたが、な〜んか気分悪いっすよね。。。『サランラップひとつまともなクォリティで作れる国になってから言えよ!』ってわけのわからんことを心の中で言い返してしまいます。旅に出て以来、使えるクォリティのサランラップに出会っておりません。。。
そんなことはさておき、タッチの良さの話。せっかく良いタッチをしているんですが、欧米人の力強い当たりと対戦すると、なぜかそっちに飲み込まれていくんです。自分の球質を見失って相手の球質で戦ってしまう。そうすることで、ボールのコントロールを見失って返すだけのテニスをさせられてします。そんな気がしています。はい、どうでもいい主観です。
相手が欧米人でも自分よりも弱いとわかっていて、しかも日本で対戦したら、そこまで相手の球質に合わせないんじゃないのかなぁ?なんて思ったりします。ここのところがメンタル面の問題なのかな?と思います。こんな主観話はどうでもいいので、旅で見てきたテニス環境のまとめしないといけないですね。。。週末は行くとこないのでPCに向かおう。
今回の旅をテニスクラシックで漫画にしてくれました。
今回は第1回で、旅に出るまでを描いてくれています。僕は全くもって絵心がないので、こういう作品を作ることができる才能は羨ましい限りです。来月号はヨーロッパ編みたいです。
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