海外のアカデミーで感じた英語が苦手な国民ワースト1位は?


残念ながら、それは日本人です

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母国語・公用語が英語じゃなくても、みんな英語が話せる現実

ヨーロッパやアメリカには世界中から選手が集まるアカデミーが多数存在します。世界中から集まってくるので、レッスンで使用する言語は世界の公用語とも言える英語になります。ではそこに来るジュニアの選手達は、母国語・公用語が英語でなくても英語が話せるのでしょうか?はい、全員例外なく話せます。私が聞いている感じだと、日本でよく言われる『日常会話に困らない程度』というレベルは全員超えています。

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やっぱり英語が話せないのは日本人だけ。。。

11月に8人の日本人ジュニアを引率して訪れたスペインのサンチェス・カサルアカデミーでも、残念ながら英語が話せないのは日本人のみでした。ここのインターナショナルスクールから、アメリカのペンシルバニア大学に進学した日本人ジュニアも、留学当初は英語にはかなり苦労したと言っていました。実は15年前の私自身の留学時も言葉の壁はものすごく感じていました。そして当時から英語が苦手なのは、日本人だけでした。

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でも他の国の選手も母国語・公用語は英語ではないのも事実

サンチェス・カサルアカデミーはスペイン、バルセロナにあるのでヨーロッパの選手と同じスペイン語圏である南米の選手が多いです。ということはどういうことかというと、サンチェス・カサルに来ているジュニア達の母国語・公用語は英語ではないということです。そしてそれはコーチ達も同様です。ということは。。。日本人も条件は全く同じはずなのです。私も偉そうなことは言えませんが、英語でのコミュニケーションが苦手ということに関しては、日本人はワースト1であると言えます。11月の遠征中に話をしたジュニアと保護者の国籍をあげると、ロシア、ドイツ、ベルギー、スイス、インドネシア、サウジアラビア、ベネズエラ、アルゼンチン。ジュニアも保護者も英語は当たり前のように話せます。サンチェス・カサル内のインターナショナルスクールに通っているジュニアは授業も英語ですから、かなりの英語力が必要になります。

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国内の英語教育だけでは話せるようにならない現実

結構勉強したんですけどね。日本の英語教育は受験英語です。残念ながら話せるようにはなりません。言葉が思うように出てきませんし、頭の中で日本語が浮かんでからそれを翻訳するという作業が定着している間は話せません。慣れてくると、最初から頭に英語が浮かんでくるようになります。それには、英語の勉強ではなく、英語を使う訓練が必要になります。コミュニケーションのツールとしての英語を学ぶ必要があります。まず伝えたいことがある、というのがコミュニケーションの始まりです。そして実際に使うことです。そして楽しむことです。目的があり、伝えたいという思いがあれば先日の小学生の例のように、英語を使うようになります。海外にチャレンジすることで、生きた英語を習得するきっかけにしたいですね。

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