ヨーロッパの選手に学ぶ、生産性が高い努力を続ける方法
ハードな練習を続けることができる
ヨーロッパの選手はハードワーカーが多いです。クレーコートというコートの特性上、ラリーが長く続くタフなゲームが多くなるので、練習中から消耗が激しいラリーに対応できるようにタフな練習が多くなります。アカデミーによって練習方法は変わりますが、タフな練習を日々当たり前のように行っています。
でも休むときはきっちりと休む
私がとても勉強になったのは、練習に対する姿勢だけでなく、休みに対する姿勢です。私は休むことがとても苦手でした。今でも苦手です。休む=サボるという図式が頭の中に根強くあります。ハードな練習を休みなく続けるわけですから、
①煮詰まる
②楽しめなくなる
③ワクワクしなくなる
という負の感情が芽生えます。ですが、それでも頑張ってナンボやろ!って思ってしまいます。自分の中の内なる声に耳を貸さなくなってしまいます。
練習中でも。例えばボール拾い中
1年間・数か月・1週間など、長期スパン・短期スパンで考えても彼らはしっかりと休みを取ります。そして練習中でもそれは現れます。ボールの拾いの時間です。こちらでは比較的ゆっくりと歩いてボール拾いをします。もちろん遅すぎたら怒られますが、あまり急かされることはありません。ボールを打っている時間がハードなので、リカバリーの時間という意味合いもあります。
努力と休みは必ず1セット。生産性が高い努力を!
テニスだけに限らず、成果をあげる人からは余裕のようなものを感じます。マレーなんかもなんとも言えない余裕を醸し出していました。練習をすることが目的ではなく、成果をあげることがテニスの目標です。生産性を高めることよりも、労働自体に美徳があるという考えは好きですが、それだけでは何か足りない気がします。真面目に練習しないというのは論外ですが、せっかくタフな練習をするのであれば、リフレッシュも上手くなって成果を最大化したいですよね。
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