お子様が強くなるお父さん・お母さんが日頃から勉強していること
テニス以外のことを勉強している
テニスに関しては、お子様の試合を見て、練習を見ているので理解は深まると思います。試合会場で強い選手のプレイを見たり、プロの試合を見に行くのも勉強になると思います。ですが正解というものがないので、主観的な意見になり、自信が持てないものです。ですから強くなるジュニアのお父さん・お母さんはテニス以外のことを勉強しています。
栄養について勉強する
私の知っているお母さんの中には、『食』や『栄養』に関する資格をいくつも持っている方がいます。県でナンバー1のジュニア選手のお母さんです。資格を取って生業にしているのではなく、お子様への食事のために勉強しています。お子様はとても身長が高く、良い体格をしています。
身体について勉強する
これは2つ面から考えて必要な勉強です。
①テニスの技術向上
②怪我対策
①テニスの技術向上
テニスのフォームは、身体の構造が大きな影響を与えます。どのような運動連鎖が起これば良いボールが打てるのか?見た目のフォームをチェックするだけでなく、身体がどのように機能しているのか?を考えられるようになると良いと思います。また、人は個々人で骨格も違えば筋力も違います。違う体型の選手のフォームを真似するのは、あまり得策ではないこともわかります。
参考にこの過去記事を是非ご覧ください。
復活ナダルの真似したいところ、しない方がいいところ。
②怪我対策
身体について勉強することで、怪我をした時の対応もできます。また力を入れて欲しいのは、日頃からの怪我予防です。疲れを取るストレッチや筋力をつけることでの怪我予防の知識をつけることは大切だと思います。お子様が怪我をしてから、勉強を始めるよりも、先回りして怪我予防のストレッチや筋トレをご自宅で1日10分でもやってもらいたいです。
メンタルについて勉強する
精神的なことは勉強しようがないと思っている方も多いようですが、メンタルタフネスに関する書籍はたくさん出ています。日本ではラグビーの五郎丸選手のキック前のポージングで、集中するためのルーティーンが有名になり、メンタルトレーナーの存在が一気に広がりました。精神的な部分は特にお父さん・お母さんの気になる部分であると思うので、勉強してみてはいかがでしょうか?
私の経験
強くなるジュニアのお父さん・お母さんは、コーチやトレーナーに任せるだけでなく、自分でも勉強しています。そして家庭でサポートできることはやってくれます。食事面のサポート。また自宅で怪我予防のストレッチや筋トレを習慣化するなどは、コーチがやりたくても目が届かないところです。そういったところをサポートしてくれているのは、本当に助かりました。
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