ヨーロッパのお父さん・お母さんから学んだ、ジュニアが自信を持ってプレイするために必要なこと
ヨーロッパのU12やU10の選手達の試合を見ていると、自信を持って、楽しそうに自分のテニスを表現できていると感じます。クリエイティブで見ていて面白いです。低年齢のカテゴリーでは、チャレンジできるマインドを育むためにもそのようなテニスができる環境を整えてあげるといいと思います。
大切なのは共感してあげること!
遠征先のスペインやクロアチアで、試合前、試合後にテニスについてお父さん・お母さんと話をしているところを観察していると、お子様が話をして、それに対してお父さん・お母さんが相槌を打っているシーンをよく見ます。お子様のテニスの取り組みや結果に対して共感してあげています。
私の失敗談
例えばジュニアの選手が、
『俺は今は、こういうことを注意して練習している!』
と言った時に、大人である指導者はそれが正解でないことがわかってしまうことがあります。そんな時、私はジュニアの会話を遮るように、アドバイスをしていました。そういう時でもまずは共感してあげることが大切だったと反省しています。
日本でも
結果にとらわれずに、勝っても負けても、自信を持って楽しそうに表現できるジュニアは、お父さん・お母さんの共感に支えられているなと感じます。そして日頃から共感されているジュニアはテニスについてよく喋ります。自分の意見をしっかりと口にします。自己表現がしっかりとできます。その態度がそのままコート上でも好影響を与えています。
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