いつまでもワクワクしてテニスを続けるために、お子様に自分軸を作ってあげよう!
競技テニスのゴールは誰が決める?
競技テニスを始めた時の目標は、グランドスラムチャンピオンになることのように、どこまでも上を見て頑張ることです。そして競技経験を積み重ねる毎に、少しずつ現実的に考えるようになります。ある程度のゴールを見極めてあげるのもお父さん・お母さんの役割です。
ワクワクしてますか?
最初の方は、お子様の練習や試合を見ている保護者の皆さんも
『やった!サーブが入るようになった!』
『堂々と一人で試合ができるようになった1』
『試合でエースが取れた!』
など、応援するたびに成果があり、ワクワクして見ていたと思います。ですが気がつくと、不安や悩みの方が上回ってきて、ワクワク感が減ってきていませんか?そしてそれはお子様に移ってきていませんか?
柔軟な選択肢を用意してあげる
例えば、(これまでの教え子の一例、二人とも全国大会の経験あり)
①高校では文化部に入って、テニスは週1で試合だけは楽しいから一般の草大会にでる
②将来なりたい職業が決まり、勉強もしたいので、高校ではテニスの量を減らす。テニスは部活で練習し、高体連の試合のみ出る。
などなど、多様なテニスとの付き合い方を教えてあげることが大切だと思います。
海外では
海外では高校に上がる16歳くらいで、テニス中心の生活を選択する選手とそうでない選手に大きく分かれていきます。日本では、それほど大きく分かれないため、双方にとって良くないような気がします。プロを目指すならもっと上の世界で揉まれる必要がありますし、目指さないなら、テニス以外に夢中になれるものを見つけておきたいですよね。それには中学の頃から夢中になれるものを他にも見つけられるように行動しておく必要があります。
各家庭で選手が自分軸を持てるようにサポートしてあげよう!
テニスではランキングが付きますが、それは努力の指標やテニスを通じて何を得られたのか?ということを示す指標ではありません。ですが自分の軸をしっかりと持てていないと、ランキング=自分の評価という価値しか生まれません。テニスはゲームであり、スポーツです。ワクワクして夢中な間はいいですが、テニスが終わった後の人生のサポートも大切です。我々の子供の頃は人生の選択肢はあまり多くなかったですが、今はいくらでも選択できる時代です。
自分に点数をつけるのは、いつも自分
自分の軸をしっかりと持っていれば、テニスを人生に生かすことができます。自分に点数をつけるのはいつも自分であり、他人の評価には耳を傾けるものの、それほどネガティブに考えないようになれるといいです。お子様がしっかりと自分軸を身につけられるようにサポートしてあげましょう。多様な選択肢を紹介してあげるといいと思います。
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