2016 チャレンジ サンチェス・アカデミーに参加した大晴君!!
2016年11月に2週間に渡って行なったスペイン・バルセロナ遠征に参加してくれた参加当時小学5年生の石野大晴君の留学体験記です。今回は送り出してくれたお父様からもコメントをいただきました。バルセロナにあるサンチェス・カサルテニスアカデミーに2週間滞在し、アカデミーの練習をしながら現地の大会に参戦しました。
滞在中の過去記事集です。
バルセロナに行って良かったことはどんなことですか?
とにかく初めて海外に行けたことが1番です。そして海外の選手と一緒に練習して海外のテニスが体験できたことです。海外の選手たちとコミュニケーションを取ることができたこともとても良かったです。
留学中困ったとはありましたか?
やっぱり食事です。日本のお米が食べたくなりました。そして日本では毎日時間に追われて忙しくしているので、いっぱいテニスをしてご飯を食べて、しっかりと宿題をしてもまだ時間があるので少し困りました。
スペインのコーチとの会話で印象に残っているのはどんなことですか?
コーチ1人に対して選手が1人か2人なのでしっかりと指導してもらえました。英語がわからない時は、ジェスチャーやスマホの翻訳機能を使って丁寧に僕が理解するまで教えてくれました。
海外の選手に対して感じたことを教えてください
クレーコートを得意とする選手が多いので、ボールの軌道が高くてバウンド後に高く弾むので打ち返しにくかったです。そしてものすごく攻撃的でした。油断するとすぐに打ち込まれました。
次に海外に行く時に達成したい目標はありますか?
大会で優勝したいです。
自分がこの遠征で成長したと思えることはどんなことですか?
1年ぐらい前からバルセロナ遠征への参加を考えていたので英語の勉強をしていました。出発前に英検4級に合格することができ、海外のコーチや選手と簡単な会話ができました。テニスも含め、勉強や英語も継続して努力することが大切だと思えるようになったこと。また1人で積極的に人に話せるようになったことです。海外は自分から積極的に自己表現をしてアピールしていかないといけないと聞いていたので、出来るだけ積極的に選手やコーチに話しかけて行きました。
感想をお願いします!!
とても良い遠征だったと思います。理由の一つ目は何もかも人生で初めてのことだったけど全部一人でやりきったことです。海外の人と話すこと、海外のご飯を食べたことすべてが初めてでした。2つ目は海外の選手とボールを打ち合えたことです。普段は日本の選手とばかり練習しているけど、海外の選手のボールは、バウンドした後の跳ね方やボールの軌道が全然違いました。3つ目はテニスがうまくなれたことです。稲本コーチからも言われたけど自分が良いショットを打って、相手がどんな球を返してくるのかを予測して前に入ってライジングで打って相手の戻る時間を与えない打ち方ができるようになりました。これはこれから強くなるためにとても大切なことだったので習得できてよかったと思います。親から離れて生活するのはとても心配だったけど、とても楽しかったので行ってよかったなと思いました。
続いてお父様のコメントです。日本から海外へ送り出すには不安も大きかったと思います。
遠征行かせた理由
多感な子供の時に世界の多様性、文化、言語などに触れる経験をしてほしいと思いました。またテニスという共有できることがある中で、外国において、外国人の選手、外国人のコーチとテニスをすることを通じて何かを感じてほしいと思いました。
遠征に行かせる上で心配だったこと
ホームシックにならないか、体調を崩さないか、食事は確りと取ることができるか、などです。
(こちらは稲本コーチがブログやLINEで状況を伝えてくださったので安心することができました)
遠征に行かせて成長したと感じること。
遠征参加以前より少し自立したように感じます。またテニスについては様々なことを自分で考えて行動するようになったように感じています。
注目記事
- ヨーロッパのコーチが選手の素質を見抜く時にまず注目するところ
- オレンジボールやグリーンボールはいつまで?
- 外人って何食ってるからあんなにデカくなるんだろう?海外のジュニア選手の食事。
- 世界中、強くなるジュニアが、テニスの練習でやっていること
- ジュニアテニスで一気に伸びるために必要な行動
- ジュニアと親を苦しめるポイントシステムを解説!! ジュニアランキングを上げるための複数年計画の年間スケジュールとは。