お子様に合うコーチのタイプと学びやすくするコツ。


テニスコーチには様々なタイプのコーチがいます。タイプ別に分けるのは難しいですが、今日はざっと3タイプ紹介します。

理想を語り厳しいけれど強い学びをくれるコーチ

強くなった選手をたくさん見てきた経験があり、テニスが上手く強くなるための本質を理解しているコーチです。高いところへ導いていくことが目的なので、それほど細かいフォローはありません。正解はそのコーチの頭の中にあるので一生懸命ついていかなければなりません。何年もかけてそのコーチの正解に近づけるように選手は努力を続ける必要があります。

理解しやすい言葉が使えて具体的なアドバイスをくれるコーチ

テニスのことを勉強して客観的に言葉で表現できるコーチです。本質的な上達に近づけるために、具体的に目の前の階段を登れるようにアドバイスをくれます。選手が理解できる範囲内でアドバイスをくれるので、難しいと感じることはありません。

人間的な相性があって心の助けになるコーチ

物の考え方や性格が似ていて良き理解者になってくれます。テニスだけでなく悩みの相談などもしやすく、メンタル面で助けになってくれます。上下関係を感じずに気楽に話ができるコーチです。

タイプ分けすると上記のように分かれてしまいますが、

これらの特徴がいろんな配分で混ざり合って、それぞれのキャラクターが生まれます。

そしてそれぞれにポジティブな要素とネガティブな要素があります。

ポジティブな要素

①とにかく一生懸命ついていき、そのコーチから離れた時に初めてそのコーチの良さがわかる的なコーチ
②具体的なアドバイスがとても参考になるので頼りになる
③友達や先輩のような空気を作ってくれるので会うだけでも良い

ネガティブな要素

①言うことが理解できず、なかなか認めてもらえず不安になる
②アドバイスが理解できるが、わかるとできるは違うので、思ったように上手くなれずに不安になる
③テニスの面のサポートが少なく不安になる

そしてここがポイントですが、

同じコーチでも選手それぞれで受け取り方は異なります。それぞれのキャラクターに良いところがありますが、合う合わないもあります。

コーチと良い関係を保つことは大切ですから、お父さん・お母さんは良い橋渡し役になってあげられると良いと思います。

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