テニスを辞めた時のために、低年齢のことからやっておいた方が良いと思うこと
それは、
低年齢の頃から同時進行で何かをしておくこと
です。
日本では
日本には、その道一筋の美学があります。私も好きなのですが、この考え方はグローバル・スタンダードではありません。
海外では
ヨーロッパでは、低年齢ではテニス一筋というよりは、複数のスポーツをします。同時にスポーツだけでなく、勉強もします。日本でも勉強はしていますが、やらされているイメージが強いです。主体的で自発的な学習というイメージは少ないのではないでしょうか?
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結果として
日本のジュニアは、高校生や大学生でテニスを辞めても、その後に夢中になれるものをなかなか見つけることができません。これはテニスに限らず、他のスポーツでも同様です。将来の話になっても、『テニスに関わることがしたい』という風に、(悪いことではないのですが)自分の可能性を狭めてしまうような考えになりがちです。海外では、
テニスでプロを目指す→医者・弁護士
テニスでプロを目指す→理系の研究者
テニスでプロを目指す→会社経営
などという選択肢をするケースがたくさんあります。
確かに一筋の美学はカッコイイです。ですが、次世代を担う子供達には、違った価値観を作ってあげられる環境作りが求められていると感じます。
低年齢の頃から同時進行で何かをしておくこと
は、とても大切だと感じています。いきなり他のことをしようと思ってもなかなか見つけられないものです。
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