海外コーチに学ぶ、お子様にアドバイスする時に気をつけるべきポイント!


良くないパターン

・アドバイスが多い
・ミスの指摘が多い
・具体性がない

ミスをするたびに、そのミスについて指摘してアドバイスをしてしまうと、選手はどうして良いのかわからなくなります。

海外のコーチ

コートの中にボールを入れようと言う練習の時以外は、それほどミスの指摘はしません。ミスよりも『何をしようとしたのか?』を大切にします。

・腕をしっかり加速して振り切ろうとした
・意図的にコースを変えてチャレンジした
・相手の苦手なバックを狙った

トライしている内容を明確にしてあげると、選手は取り組みやすくなります。

テニスは反応するスポーツ

テニスについて、また練習について、ボールを打っていない時に考えることは大切ですが、練習中の選手は、ボールに反応しているだけです。このことを混同してしまうと、アドバイスの数が増え、複雑になって選手は困ってしまいます。大人は考えながら修正しながら練習する楽しさがわかりますが、子供達にはそれは難しいです。

根気

指導歴が長くなると、目指している技術習得に必要な時間が、だいたいわかってきます。ですがコーチ経験がないお父さん・お母さんには、そのデータがないのでどうしても焦ってしまいます。上達にはボール数が必要です。アドバイスは、技術習得のために必要というよりは、技術が習得できたときにその効果を最大化するためにするという認識が良いと思います。指導歴が長く優秀なコーチほどそういう観点でアドバイスしています。参考にしてみてください。

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