ジュニアテニス、バックハンドを練習する時に気をつけること
フォアハンドに比べると安定しにくいバックハンドストローク。弱点克服のため、バックハンドの基本練習を集中的に行うことがあると思います。
役割が多いショット
・回り込ませない
・ニュートラルを保つ
・角度をつける
・ストレートに流す
・ストレートにエースを狙う
などなど、フォアのように自由に強いボールが打てない反面、ケース・バイ・ケースで役割がものすごく変わるショットです。
試合の場面を想定して練習する
・相手に回り込まれたくない
・バックばかり狙われるのでストレートに流して次はフォアを打ちたい
・ニュートラルなラリーで下がらずに処理して攻撃のチャンスを待ちたい
など、試合の状況を想定して練習しながらフォームを固めていくと良いと思います。ただまっすぐ打つことで固めない方が良いと思います。特に低年齢では、グリップが厚くなりすぎて柔軟な使い方が困難になる場合があります。
ヨーロッパ
海外の選手と対戦すると、男子はバックハンド側に跳ね上がるセカンドのキックサーブに手を焼きます。相手は入れに来ているのに、コート後方まで追いやられてしまいます。良い打点でしっかり打つことだけ練習していては、対応できません。
多様
・止まって打つ
・バランスを崩しても両手で打つ
・バランスを崩して片手で打つ
・面をかぶせる
・面を上に向ける
打ち方もたくさん使いこなす必要があります。基本の形は一つであとは派生していくのですが、融通が効きやすいように、多彩なケースをイメージして練習できると良いと思います。
注目記事
- オレンジボールやグリーンボールはいつまで?
- ジュニアテニスで一気に伸びるために必要な行動
- ヨーロッパのコーチが選手の素質を見抜く時にまず注目するところ
- オーストラリアンオープン(全豪)ジュニアテニスの年齢分布から考える男女の育成プランの違い。
- 世界中、強くなるジュニアが、テニスの練習でやっていること
- スペインドリルの球出し練習は、ジュニアテニス選手になぜ好影響を与えるのか?