できるお父さん・お母さんはやっているお子様の試合を見た後の効果的なアドバイス。


それは、
ポイントを取れている場面から共通項を見つけ出してあげること
です。

テニスのポイントパターン

テニスのポイントを取るパターンは無数にあります。
・何をしてもいい、どこに打ってもいい
・1球で決めてもいいし、10回ラリーしてもいい
ポイントの取り方に決まりはありません。

こうやれば勝てる

その中で、自分はこうやれば勝てるというパターンを強いジュニアは感覚として持っています。つまり自分がポイントを取る形をある程度パターン化して認識できています。
・自分の長所
・自分の短所
・これまでの勝ってきた経験則
から、試合を通してこういう風に戦えば、最後には勝てるという形を持っています。

まだ勝てないジュニア

それに対して、まだ勝てないジュニアは、そのパターン認識がありません。戦い方に統一感がなく、来たボールを打ているだけ、という印象が強いです。

復習

試合のビデオを見ながら、どんな時にポイントが取れているのか?を確認してある程度、共通したポイントの取り方を一括りにしてあげると、勝つための戦い方が掴めるかもしれません。
・相手のミス
・強く打ち過ぎずない
・落ち着いてラリーをしてみた
など、確率の高い戦い方をした時にポイントを取ることができているケースが多いと思います。

良い気づき

そういったテニスは悪い意味での保守的なテニスではなく、最後は攻撃で締めくくるために必要な戦い方です。最初から爆発的な攻撃力を手に入れることは不可能で、守備力と攻撃力は、交互に伸びていきます。守ってばかりでも勝てないし、攻めてばっかりでも勝てません。勘がいい選手は、共通項を結びつける能力がありますが、苦手な子もいます。結びつけてアドバイスしてあげて、良い気づきになれば成果につながると思います。

注目記事

テニス留学・質問についてお問い合わせ