粘り強いスペインの選手が試合中に心がけている、強くなるために必要なこと
それは結果を
相手のテニス次第にしないこと
です。
ミス待ちではない
粘り強さがあり、深く重いボールを打ち込んできますが、最終的に相手のミスばかりを期待しているかというとそうではありません。最終的にオープンコートに打ち込まれて、追いかけられない状況で、相手のミスを待つという形はよくありません。
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攻めきる or 守りきる
ラリーの最後は、
・チャンスボールを作って打ち込む
・守りきってカウンターショットを打つ
の2パターンに持ち込むケースがほとんどです。最後の最後は、自分の力でポイントを取ることをイメージして戦っています。
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消極的
低年齢の時は、消極的なテニスの方が、相手のミスをうまく誘い出せて勝てる可能性があります。ですがカテゴリーが上がって行くにしたがって、簡単にはミスしてくれなくなります。相手のテニスに勝敗を委ねるのではなく、自分のテニスでポイントを取りに行けるテニスを練習しておくことが大切です。
3セット
ヨーロッパでは、草トーナメントでも3セットで行われます。ノーマルの3セットから、各セットが4ゲームになったり、ファイナルセットがスーパータイブレークだったりと形式は様々ですが、1セットの大会は、ほとんどありません。消極的なテニスで逃げ切れるのは、1セットマッチが多く、3セットマッチになると、セカンドセットで慣れられてしまいます。
自分次第のテニス
粘り強さ=ミス待ち
ではありません。
・確率高くプレイできる
・諦めない
などが粘り強さです。ジュニア選手は無意識のうちに、相手の凡ミスを期待してしまうものです。強くなりたければ、相手次第のテニスではなく、自分次第のテニスに磨きをかけていきたいです。
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