競技ジュニアテニスをサポートするお父さん・お母さんが、お子様の発育スピードについて知っておいた方がいいこと


それは
発育スピードの違いには個人差がある(最大で±3歳)ということ
です。

怪我

競技テニスでは、低年齢の頃から、1日2〜3時間の練習を週に4回・5回と行います。練習チームは年齢別・学年別に分かれることが多いです。同じ練習メニューを行なっていても、発育スピードによって耐えられる強度が違います。発育スピードが遅いジュニアは怪我に繋がる可能性があります。

スキル習得に必要な身体

テニスのスキルは、大人の身体をベースに考えられています。身体の発育が未熟なジュニアほど、大人と同じようにスイングすることは困難になります。イメージはありやろうとしても、発育スピードによって、できる子とできない子に別れてしまいます。

試合をした時の勝ち負け

テニスの試合は年齢によるカテゴリー内で対決します。同じ年齢であっても、身体的な年齢には差があります。発育が遅い子は、上のカテゴリーで戦っていることになります。また発育が早い子に関しても、タフな競い合いを経験するには不十分な環境であると言えます。

ITFのデータ

下記リンクの過去記事にあるように、今年の2月にITFジュニアランキングを元にデータを取った結果、1〜3月生まれの選手が有利であることが読み取れる結果が出ました。ジュニア期は、発育が早い方が有利なことは世界共通です。また野球やサッカーでも同じようなデータが出ています。

2月の過去記事

 

発育スピードをコントロールすることは困難です。大切なことは、そこに差が生まれているという事実と向き合うことです。
・イメージ通りうまくプレイできない
・努力に対して結果が伴わない

原因が発育スピードにあるならば、後々必ず追いついてきます。
・焦らないこと
・お子様の自己肯定能力を保つこと

が大切です。

自己肯定能力に関する過去記事

 

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