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試合中や練習中のプレイに対して、アドバイスをしたいことがあると思います。なるべく怒りたくないし、プレイが向上するようにアドバイスしたいところです。そのために必要なのは、
お子様から意見を聞き出すコミュニケーション能力
です。

聞き出す

ジュニア選手から、その時、どのような意図でプレイしていたかを聞き出すコミュニケーション能力が必要です。聞き出すことができれば、
・やろうとしたことは肯定する→自己肯定感は高める
・もっと良い方法を具体的にアドバイスして選手に選択してもらう→プレイの向上
と言う風に導いていけます。もちろん、毎回プレイの向上に直結するかどうかはわかりませんが。聞き出すことで、自己肯定能力を大切にすることができます。

試合態度

当たり前ですが、海外でも試合態度の悪さは注意されます。怒られます。ラケットを投げるなんてもってのほか。試合態度や練習態度に対しては、しっかりと怒っても良いと思います。

意見をまとめる練習

試合や練習のことについて、意見をまとめることは、ジュニア選手にとっては難しいことです。試合や練習の内容について話をする時に、お子様がうまく言葉にまとめられるように助けてあげることで、お子様から意見が出やすくなります。

ヨーロッパ

良くも悪くも、日本に比べて、ヨーロッパのジュニアは自己主張が強いです。不満も口にしてコーチを困らせますが、意見をしっかりと言えるのでコミュニケーションは取りやすいです。対して日本人ジュニアは、不満も言わないですが、意見もあまり言いません。コーチや保護者が意見を吸い上げようとする試みが必要だと感じます。