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それは、
テニスは早くするだけでなく、遅くすることも重要な技術であること
です。

自分の練習

強い選手ほど、誰と練習しても自分の練習にしてしまいます。そこにはテニス上達のヒントが隠されています。テニスのラケットワークやフットワークにおいて、重要な要素は、速さだけではありません。コントロール、制御する能力です。加速だけでなく、減速させることもとても大切な要素です。

減速

ボールをコート中におさめるには、ラケットワークに適度な減速が必要です。また、コースを狙ったり、変化をつけたりする時にも、速さだけでなく、スイング速度をうまく減速させて調整する能力が必要になります。

フットワーク

フットワークも同様で、速く走るだけでなく、うまく減速して、バランスが良い打球姿勢を作れる能力が必要になります。左右に振られた時に、良いボールを打ち返すには、加速だけでなく、減速の能力がなければできません。

吸収すること

自分よりレベルが高い選手と練習すると、スピードの速さ・タイミングの早さは、引っ張り上げられるように、上がっていきます。ですが早さだけでなく、減速が生み出す安定感やコントロール能力にも目を向けて吸収していけると良いと思います。