ヨーロッパのテニスコーチが基本練習で確認する、ジュニア選手が強くなるために必要なこと
それは
軸足(後ろ足)を決める位置
です。
正確
ボールに力を加えるためには、全身の運動連鎖をスムーズに行う必要があります。その時の、エネルギーを生み出すのが軸足です。軸足を決める位置が、ボールに対して正確に決まっていないと、手でボールを追いかけることになり、スムーズな運動連鎖ができません。
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的確
選手のレベルが上がれが上がるほど、その調整は細かくなります。数十センチもズレてしまえば、大きな差になります。打点のブレは、上下左右だけでなく、前後にもズレます。的確な位置に軸足を決めることは、良いショットの基本になります。
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癖
試合になると、軸足の位置に注意を払うことはできません。反復練習で身体に覚え込ませる必要があります。素振りのような鋭いスイングの軌道の中に、ボールを置くようなイメージでできるようになるまで、磨き上げていきます。
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調整
選手は試合に出ると、何が何でも返球し、なんとかしてボールを入れて勝利につなげます。試合の後は、軸足を決める位置が崩れてしまいがちです。強い選手ほど、自分の軸足を決める位置がズレていることに気がつきます。コーチとの練習で、普段やっている反復練習を使って整えてから、次の試合に挑みます。
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