Tweet

お子様とテニスをする機会があると、ついつい課題ばかりに目が行ってしまい、できないことばかりに時間を割いてしまいがちです。特に低年齢のジュニアほど、多くのことを吸収できる時期ですから、バランスよく練習するといいと思います。

ショットの練習

基本ショットの練習は、球数を多く打った方が習得しやすいので、球出し練習をたくさんするのが良いと思います。フォームを固めたり、勢いのないボールに勢いをつける練習にはとても良い効果を発揮します。

ラリー

現在はプレイ＋ステイのボールがあるので、低年齢でもラリーがしやすいです。一緒にラリーをしてあげることで、ボールをコートの中に入れる調整力が身につきます。
・スピード
・軌道
・回転
をコントロールしてコート内に入るように調整する作業は、言葉ではなかなか伝えにくいですから、ラリーをしてあげるのが一番だと思います。

試合

早くから、試合をしてあげることで、テニスの全体像がわかります。テニスはゲームであり、相手とのやりとりがあるスポーツです。自分の好きなようにプレイさせてもらえない競技です。やりとりを楽しめるように、
・前後左右に動かし合ったり
・ネットに出たり
・ロブを打ったり
ゲーム性を演出して楽しめるようにしたいです。

多彩

スライスやボレーなどを使って、アイディア溢れるテニスができるように導いてあげたいです。
・相手のボールの勢いを使う
・相手の意表をつく
など、力を使わない面白い多彩な攻めを見せてあげましょう。特にスライス系のショットは、低年齢の頃から練習しておくと、試合での使い方も学んで行きます。後からスライスだけ覚えるよりも、使い方に幅ができます。