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それは
試合に出ること
です。

必要なこと

試合に出ることで、勝つために、ポイントを取るために必要なことを知ることができます。逆に試合から離れすぎると、勝つためには今すぐに必要ではない、自分のやりたいことばかりに気が行くことがあります。

バランス

実際の試合に出ることで、なんとかしてポイントを取ろうとします。その過程で、足が動くようになり、ボールをコートに入れるようになります。練習と試合のバランスが崩れて、練習が多くなると足が止まり、強く打つことに偏ってしまいます。戦える状態に戻すことは大切です。

コーディネート

頭の中で描いている上手くなっている自分と実際に上手くなった時のイメージに乖離があるジュニアはたくさんいます。テニスの実力を上げるには、コーディネートする能力を高める必要があります。強いショットだけでは勝てません。試合で夢中で打っているうちに、自然とコーディネート能力が高まります。

試合を選ぶ

ジュニア選手は、試合の中で上手くなります。プランニングして課題を克服する時期以外は、練習を減らしても試合に出た方がいいでしょう。ヨーロッパのジュニア選手も、試合を大事にしています。日本は試合がそれほど多くないので、マッチ練習会などに積極的に参加して行くのがいいと思います。