ヨーロッパのジュニア選手が、低年齢から試合の中で磨いている能力。
それは
テニスをすること
です
しない
「テニスをする」という表現をわかりやすくするために、「テニスをしない」とはどういうことか説明します。「テニスをしない」
・強いサーブとネットで終わらそうとする
・返すだけで何もしない
など、ボールのやりとりの競争を放棄して、フィジカルやメンタルのみの勝負を挑んでくるやり方です。うまくハマれば、脅威になる戦い方です。
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する
それに対して、
スピード・コントロール・タイミング・高さ・回転など、あらゆる要素を使って、やりとりの中で相手を上回って行く戦い方を「テニスをする」と表現します。
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制する
パワーやスピードがあるジュニアでも、クレーコートでは、テニスをしないと勝つことができません。スピードだけで3セット押し切るのは無理ですし、返すだけでも無理です。相手のやりとり、競争を制してこそ勝利することができます。
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タフさ
ボールのやりとりの中で、相手を上回るためには、テニスのうまさだけでなく、
・流れを掴む
・良くない時間帯をやり過ごす
・最後まで諦めない
などのタフさも要求されます。しっかりテニスをしながらの上達を目指しましょう!
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