一緒に練習しよう!試合を見よう! 『親が子どもと練習する時に読む本』 子どもがジュニア競技テニスを始めたら読む本2


私の元に届く質問にお答えすべくこんな本を出しました。

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テニスがしたいけど、近くにスクールがない。
テニスの時間を増やしたいけど、都合がつく時間にスクールがやっていない。

要するに、満足いくテニス環境がない!!!

首都圏や関西圏以外の保護者からそのような声が多く届きます。
私は関西ですが、関東、関西以外では、テニス環境が整っていない地域もまだまだたくさんあります。

そこで、質問を受けた保護者の方に対して、「それならお父さんやお母さんと練習してみてはいかがですか?」
と声をかけてみました。すると、
・テニス経験がない
・教えたことがない
などという答えが返ってきました。
私の返事は、「そんなもの必要ありません」です。

これまでテニス経験がないのにも関わらず、子どもと練習する親をたくさん見てきました。
ちょっとしたボール出しができれば十分です。
この本ではその『ちょっとしたボール出しのコツ』や『その時にアドバイスする最低限気をつけるべきこと』を書き記しました。

また、環境に恵まれない地域では、親同士でマッチ練習の機会を作っても、
コーチがいないので試合を見てフィードバックがもらえず、ただ試合をするだけになってしまうというご意見も寄せられます。

私の返事は、「気づいたことをそのまま伝えてあげれば良い」です。
自分にはこのように見えたとそのままフィードバックしてあげれば良いです。

この本ではそんな時の『試合や練習を見て課題を見つける観察力の磨き方』も書きました。
以下目次です。

序章 テニススクールの位置づけ
第1章 ボール出し練習をしてあげよう
第2章 選手を上達へ導くボール出しのコツ
第3章 観察力の高め方
第4章 子どもに声をかける時の注意
第5章 オフコートの重要性
第6章 悪い癖をつけないためのチェックポイント
第7章 ラリー練習で注意すべきこと
第8章 試合をしよう
第9章 練習メニューを作る時の注意

なかなかテニス環境に恵まれない中でもなんとかして上を目指したい親子におすすめの本です。
海外では低年齢ジュニアは親と試合を回ることが多いです。
テニス経験はなくても練習に付き合い、試合に対してフィードバックをしています。
いつもコーチがいる良い環境で練習や試合ができるジュニアはごく一部です。

自信はなくても、子どもと一緒に練習してみたい。試合を見て声をかけてあげたい。
そう思うお父さん・お母さんはぜひ一度手にとってみてください。

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