関東との差、世界との差


私は関西で指導をしています。
ヨーロッパを中心に海外にも行っていましたが、コロナ以後は日本に留まっています。

最近関西ジュニアの会場で、とあるジュニア競技テニスの保護者の方に「関東との差が大きい」と言われました。

確かに全日本ジュニアなど全国レベルへの出場枠が多いのはどのカテゴリーも関東だと思います。
千葉や神奈川などテニスが盛んな地域があり、全体としての人数が多く競争も激しいのだと想像できます。
関東では大会も多く、週末ごとに試合に参加できると聞いています。また年に数試合はカテゴリーを越えて試合にエントリーすることもでき、
環境も整備されていると聞きます。
その厳しい競争の中で勝ち残って来るのだから強いのは当然のことだと思います。

ただ……

環境を言い訳にしても仕方ありません。
過去にも関西からグランドスラム大会まで駆け上がった選手はたくさんいます。

競争選抜を理由にするのではなく、どういうことを意識して練習に取り組んでいるのか?
私はコーチなので、コーチはどんなことを目指して練習を組み立てているのか?
という問いの答えを考えることが大切です。
保護者の方であれば、サポートする意識がどんな風に違うのか? です。

意識の違いで言うと関東の選手は、
・早生まれを使わない選手がいる
・飛び級をしてカテゴリーを上げる選手がいる
・国内の戦績にこだわらずITF重視の選手がいる
などの理由で、高いレベルを目指す意識でテニスをしている選手がいることから、全体の意識が引き上げられている現状があると思います。

関西も追いつけ追い越せで頑張ってはいますが、実際に身近にこういった選手がたくさんいるのといないのとではやはり大会の空気感が変わってきます。全国大会に行くことで精一杯になってしまい、その上の競争まで考えてテニスを作り上げる心の余裕がなくなってしまいます。

競争環境はもちろん、レベルアップのために重要な要素の一つです。
世界に挑戦したいのであれば、ヨーロッパの環境にどんどん挑戦すべきというのが私の考えです。

ですが今ある環境で上を目指すのが何よりも大切。
目の前のボールを意識して高いレベルで打つことで、環境を言い訳にせずに関東との差も世界との差も埋められます。

コーチとして、いつも高いレベルのテニスを目指して練習できるようメニューを考え、選手に
・勝ち負けよりも質の高さ
・余計な恐怖心よりもワクワクするモチベーション
を与えられるように行動していきたいと思います。

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