テレビに代表される気持ちのいい終わり方
ん~、なんか最近テレビがつまらない。
番組自体は面白いし、よくできていると思うし、
とても自分では創れない。
でもなんだかつまらない。
おそらく僕もいい歳(34)になってきた、
(いいおっちゃんとでもいう)ので、紋切り型の終わり方に何か嘘というか、
違和感を感じるのだと思います。
起承転結が1時間の番組であまりにもきれいにできていて、
ドキュメンタリーなのに、終わり方がきれいすぎたりする。
おそらくみなさんもそう感じることがあるのでは、ないでしょうか?
働く人を題材にしたドキュメンタリーが好きで、
よく見ていた時期がありましたが、だんだんと
『そんなにうまくいくかなぁ?』
と疑問を持つようになりました。
番組終了時間になると、問題が解決して、
テーマソングがなって終わり。。
いくらなんでも、現実味がないなぁと思ってきました。
まあ、なんでもパターン化するものだし、
それでも面白く見ていたからそれほど文句があるわけではないです。
さてテニスのお話。
テニスの成長はテレビの紋切り型の終わり方のようにうまくはいきません。
学校教育では、『正解はひとつ』の世界で競争させられ、テレビをつけたら、努力は簡単に結果に結びつく映像を見せられる。。
毎日、毎日テニスコートに立ってひたすらボールを打つ作業に
耐えられるメンタルを育むには、あまり良い環境とは言えないと思います。
結果が見えないと、すぎに諦めてしまう、
そんなメンタリティが育つ恐れもあると思います。
前述のテレビ番組もホームページなどで、
番組スタッフのブログなどを読んでいると、ものすごく熱い思いが伝わってくる。
結局、テレビを見る側の人間が、
スタッフの思いをしっかり受け取る能力を磨かないといけないということだろう。
テレビ番組という完成品になる為には、
スタッフの熱い思いになんらかのフィルターがかかってしまう。
見る側が、フィルターを取っ払って、
真の思いを受け取らなければ、ならない!
テニスの上達も地道な毎日を繰り返すのみ。
いつもいつも努力と成果が正比例してでるわけではありません。
努力と成果が正比例していないと感じたら、
『テレビのようにうまくはいかないよ!』と自分に言い聞かせて
、またコートに立って頑張りましょう!
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