火曜日はコーチのテクニック紹介!
こんにちは!
火曜日はコーチのテクニック紹介!
今日はアドバイスの方法。
基本的には、お子さんや友達の打ち方を見て、気になる所を言ってあげればオッケー!
その時の注意点としては、体の部分を言ってあげることです。
『なんか体が傾いている』と言われるよりは、
『背中が曲がっている』と言われた方がわかりやすい。
『フォロースルーを大きく』と言うより
『肘がしっかりと伸びるように』と言った方が伝わりやすい。
アドバイスをする側は、全体のイメージが見えていてそれを伝えているんですが、
アドバイスを受け取る側としては、そのイメージがない。
だから、体の一部分を付け加えることによって、意識する箇所を作ってあげる。
『もっとこうでしょう!』なんて感情的になっても
受け手にとっては、『こう』の部分がイメージできない。できなくて当たり前。
だから、体の一部分の名称を入れて説明して上げるといいですよ!
そしてもう一つ。ビデオなどの映像を見てアドバイスする時のコツ。
以前に映像分析の講習を受けた時に聞いたことです。
『良い例をたくさんみせることが大切』ということでした。
どこが悪いかを分析するために、ついつい失敗シーンばかり見せてしまいます。
それは、分析する側の人間が、ある程度自分の失敗を客観視できる年齢になってから
の方がいいと思います。
なぜ、注意されているのかわからないくらいの年齢の子に対しては、
失敗映像ばかり見せるのは、マイナスかもしれません。
うまくいった時の映像を繰り返し見て、いい気分になり、
イメージをつける方が効果的だと思います。
うまく決まった時のフォアハンドの映像を繰り返し見ながら、
『これは膝が曲がってるから、、、、よかった!』なんて
体の部分の名称を付け加えて言うと効果は絶大かもしれません。
でもまあ、感情的になりながら、
一見非効率なアドバイスが意外とグサっとプレイヤーの心に響くことも多い。
言って良かったと思うアドバイスより、
言わなきゃよかったと思うアドバイスの方が多い一日もある。。。
そして酒を飲む。。。
いかんいかん(笑)コーチの技術紹介が、愚痴になってしまった!!(笑)
そもそもビール2杯が限界。(笑)
アドバイスするということは、そのプレイヤーに関わっていくということ。
関わりの中での、衝突や行き違いは当たり前。
プレイヤーが結果をだした時に、すべて報われます。
そして夕日が綺麗に見える!な~~てね!
でも実体験です!
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