木曜日は本の紹介!


こんにちは!今日も暖かい!天気もいいし最高のテニス日和ですね!

さて今日紹介する本はこちら!

iPhone vs. アンドロイド 日本の最後の勝機を見逃すな! (アスキー新書)/夏野剛
¥780
Amazon.co.jp

著者の夏野さん。あの『iモード』を作った人です。

先日、夏野さんが朝まで生テレビに出演していた時に、

司会の田原さんにこんなことを聞かれていました。

『なぜiモードは国際基準にならなかったのか?』

あれだけすごい仕組みを作っていながら、国内市場だけにとどまってしまい、

今となっては『ガラパゴス携帯』で略して『ガラケー』なんて言われてしまう始末。。。

それに対する夏野さんの返答はこんな感じでした。(うる覚えで、要約します)

『結局、NTTドコモのトップクラスの役員は、

会社人生の中で一回も失敗しなかった人がなっている。

成功経験もあるが、失敗経験のあるという人は役員になれない。

だから、海外展開までチャレンジしようとする人はいない。。。』

こんな内容だったと思います。そして夏野さんはNTTを辞めています。

この本はそんな夏野さんが、携帯電話の話をしながら、副題のごとく

日本が最後のチャンスを見逃さないようにアイディアをくれています。

まず言っているのが、『ものづくり』から『しかけづくりへ』ということ。

日本は『ものづくり大国』だけど、人件費高いからどう考えても国際競争力で考えると厳しい。。。

著者は、『iモード』や『Google』そして『アップル』のように、

『インターネット的発想に切り替え、

商品やそれを生み出す組織も変革していくこと、

そこにしか解はないと断言できる』

と言っています。

そして日本はおおきなポテンシャルを持っているといい。長所と短所を上げています。

長所は、

①豊富な資金力

②教育水準の高さ・労働意欲の高さ

③技術力が高い

④ITインフラが世界最高水準・消費者の見る目の厳しさ

をあげています。

逆に短所は、

①語学力

②個性軽視・議論軽視・予定調和

③他人事でも許される社会

をあげています。

長所も短所もその通りだと思ってしまう。。。

売らずにとっておこうと思える1冊です!

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