木曜日は本の紹介!


こんにちは!
明らかに空気が変わりましたね!
秋だ!秋が来た!
体重増えないようにしなければ。。。
さて今日紹介する本はこちら!

苦役列車/西村 賢太
¥1,260
Amazon.co.jp

芥川賞作品でも読んでみるか!と思いたって購入!
父親が犯罪を犯したという
暗い生い立ちを持つ主人公。
なかなか定職につけずに、
日雇い労働者を続ける毎日。
素直になれない主人公、貫多のコミュニケーションの不器用さの描写が抜群に面白い。
まさに卑屈というか、頑なというか。
でも普段の暮らしの中で、
僕も普通に頭の中を卑屈で頑な発想が、回っている。
声に出すかどうかの問題な気もする。
そして自分のその発想が、
自分の中の固定観念にとらわれたものだと
気がつくかどうかの問題だと思う。
貫多の場合は、恵まれない生い立ちが災いして、
世の中のいわゆる中流家庭の人間にうまく心を開けない。
そこまで極端でなくても、
みんな少なくとも生きてきた中で
なんらかのコンプレックスや
敗北経験などにより、
自らを頑なに保守する観念を
作り出していると思う。。
その観念のみを軸にして、
物事の価値を判断していくと
貫多のようになっていくような気がする。
僕も立派な貫多予備軍であると、
ややびびってしまった。。。
やはりコミュニケーション能力は大切だ。。。
iPhoneからの投稿

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