大切なのは。。。
こんにちは!
錦織選手のベスト8!
そしてナダル対フェデラー、ジョコビッチ対マレーの激闘と、
熱すぎる全豪オープンテニス、みなさんも楽しんでますか?
ナダルは準々決勝のベルディヒ戦を見ていて、
この調子ではフェデラー戦はきつかなと思いきや、
好敵手フェデラーはナダルの潜在能力を引き出してしまうのか
ものすごいテニスで勝ってしまいました。
マレーは、バルセロナ留学中に毎日のように見ていた選手。
あと一歩のところで壁を越えられないけど、
今のままのスタイルで貫いてほしい。
必ずチャンピオンになれると思う。
応援し続けよう!
さてさて。
以前の記事
もたない。
で書いたように、続けることが難しくなってきているジュニアテニス。
スポーツすることの本質に立ち返り、テニスの苦しさを力に変えて欲しいと願う今日この頃。
マイケル・チャンと錦織選手のインタビューから
チャンのコメントを紹介します。
2分25秒くらいからのチャンのコメント。
ショットの強化以上に大切なこと…、それは「勝つ方法」を見つけることですから。
この勝つ方法を見つける作業がテニスの楽しさであるし、
テニスを通じて学ぶことの重要な部分だと思っています。
自分にできることと、相手のできることをしっかりと認識して勝負していく。
自分にできることをしっかりと認識するのは、ものすごく困難な作業です。
自分ができないことへの『憧れ』がありますから、それを自分のものにする練習も必要です。
でもできないこともある。そうやって、『憧れ』や『理想』を追いかけて、
叶ったり叶わなかったりしながら、『自分のできること』が構築されます。
そうやって、自分を見つけながら、探しながら、『勝つ方法』を探っていく。
強くなりたいという気持ちがあるなら、そこをサポートしていきたい。
もしかしたら、相手の弱点をつくのがうまいかもしれない。
もしかしたら、ただ我慢するテニスが合っているのかもしれない。
もしかしたら。。。。
自分がどうやったら勝てるのかなんて、勝ってみないとわからない。
そこにたどり着くまでがテニスの面白さであって、それは長い道のり。
馬鹿になれない大人が、子供の希望を打ち砕いてしまうのは悲しい。
ジョブズさんが言っていた、
Stay foolish !
競技テニスは甘い世界ではないですが、
あまり頭が良くなってすぐにあきらめてしまうのも悲しいです。
ナダル対ジョコビッチのラリーを見ていると
自分にもできそうな気がしてくる。
子供達はみんなそう思っていると思います。
3分10秒からの錦織選手の対フェデラー戦での大きな過ちについてのアドバイスも秀逸です。
チャンにしかできないアドバイスだと思います。
注目記事
- ヨーロッパのコーチが選手の素質を見抜く時にまず注目するところ
- オレンジボールやグリーンボールはいつまで?
- ジュニアテニスで一気に伸びるために必要な行動
- ジュニアと親を苦しめるポイントシステムを解説!! ジュニアランキングを上げるための複数年計画の年間スケジュールとは。
- 世界中、強くなるジュニアが、テニスの練習でやっていること
- お子様に『お前は足が遅いなぁ〜』とついつい言いたくなる時に参考にしたいオーストラリアンオープンテニスのスピードデータの読み方
この投稿へのトラックバック
トラックバックはありません。