火曜日はコーチの技術!レディースの世界3!
こんにちは!
意外と!(失礼な意味では全くなく)好評なレディースの世界編。
今日は『陣形』について。
当然、ダブルスの陣形のこと。
これこそ、レディーステニスの醍醐味とも言える
その特徴が良く現れているものだと思う。
とかくレディースのプレイヤーの方々は、
自分達のポジショニングを気にする。
コーチになりたての頃は、あまりそれが理解できなかった。
ダブルスよりもシングルスの興味があったということもあるが、
ボールが来たら飛びつけばいいだろ的な考えしかなかった。
(今でも自分のダブルスではそんなもんだけど。。。)
でも今は理解できる。(と勝手に思っている、笑)
この陣形、そしてポジショニングというのは、
レディーステニスの心臓とも呼べるほど、
勝敗の中核をなしてくると思う。
一般的に陣形と言えば、下の2つの図。
雁行陣(赤チーム青チームともに)と
平行陣(青チーム)である。
この2つを中心に、ボールがどこにきたらどこに立つであるとか、
その時、意識をどこに集中させるのかとか、
それはもう考えれば考えるほど、
無数に増えていく。
例えると、将棋のようなもんで、
相手がこう来たら自分はこう行く。みたいな感じかな。
考えてもキリがないから、考えなくても良いんじゃないのか?
そうとも思えるんだけど、僕は考えた方がいいと思う。
しっかりとこれを考えることは、前回のブログ の中に書いた、
自分の器の中でテニスをする
ということにつながっていけると思います。
自分が動ける範囲を知り、自分のできることを知り、
そして自分の狙えるところを知った上で、
シミュレーションを繰り返して陣形を構成するのは
楽しい作業だと思います。
ペアとの兼ね合わせも考え出すと、もう際限がない。。。
みなさん、日々、自分の器を広げるための基礎練習も積み重ねていると思うので、
動ける範囲が広がったり、狙えるところが広がると、
また違った視点で陣形を考えられるので面白いですよね。
ただ、コーチとして困るのは、
レッスン中に陣形について質問されても答えるのがなかなかに難しいんです。。。
一つ一つのポイントに大袈裟に言うとストーリーがありますから、
それについて、今のは、ここにこのスピードでボールがきて、
Aさんはここにいて、Bさんはここ。相手の打てる範囲はここだけど、
こうこう事情から、こちら側をケアしながら、気持ちは攻撃的に。。。
でも結果こうなったから。。。
みたいに5分もしゃべるわけにいかないんですよね。。。
ボール打たないと時間もったいないから。。。
身体冷えちゃうし。。。
ビデオみながらしゃべるんだったらいいと思うけど。
まあ、かいつまんで要点と考えの基になる発想の原点みたいなところはがんばって話ます。
(まだまだ俺は未熟だということですね。。。)
コーチによって陣形の作り方や、攻め方も違うこと言うと思うので
特色がでて面白いと思います。
色んな情報を得て、考える術を増やせるとテニスが面白くなると思います。
最終的に試合に臨むときには、
シンプルな考えに整理しておく必要があるとは思いますけど。。。
陣形に関しては、長くなるのでまた記事にできたらと思います。
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