火曜日はコーチの技術!レディースの世界12!
こんにちは!
先週に引き続いて、
レディースでフォアハンドストロークが苦手な人に向けて。
先週は、リターン以外では極力フォアハンドを使わないようにしましょう。
という方法を書きました。
今週はその続きで『②合わせるショットに集中する』です。
フォアハンドストロークが苦手な人には、
バウンドしてゆっくりと落ちてくるボールが苦手な場合が多い。
ゆっくり来たボールをほどよくスピンをかけながら、運ぶように持っていくのが苦手。
面がぐらぐらしたり、手や腕をこねるように使いすぎたりする。
フォロースルーで運ぶように持っていくのが苦手なんです。
そして逆のケースである、ある程度勢いのあるボールに合わせて
相手のボールの勢いを利用すればうまく打てる場合が多い。
ということは、そのような打ち方をするシーンを作り出せばいい。
A、リターンが返ったら、次のボールはもうアプローチをする。
アプローチなら、フットワークを上手く使って当てるだけでスイングしないようにすることが可能だ。
相手のボールが深かったらボレーカットすればいい。
ボレーカットもストロークと比べて相手のボールの勢いを使えばいいので
ストロークが苦手な人でもできる。
B、相手がネットに出てきたら、無理せずに合わせて低いボールを打つ。
極端に浮かなければ、1発で決められることはない。
あとはドロップボレーやアングルボレーをケアしておけばいい。
C、無理せずに合わせてロブを打つ。
ロブが来るとわかっていても、ロブは嫌なもの。
特にバックハンドのハイボレーをさせられるケースは誰でも苦手。
慌てて良いフォアハンドストロークを打とうとしてミスするよりも
うまくブロックして良いコースや相手の嫌がるところにロブを上げられる方がいい。
工夫次第で、綺麗なフォアハンドストロークが打てなくても
十分相手を困らせることができる。
強いフォアハンドストロークが打てないと
相手にばれてもなんら困ることはない。
ばれたからといって、全部が全部ポーチボレーに出て決められるほど
テニスは簡単なスポーツじゃないから大丈夫!
様々な工夫をこらして、試合の中で、効果的な使い方を学んでいけば
知らず知らずのうちに自分流のフォアハンドストロークに自信がついてくるはずです!
来週は、フォアハンドストロークが苦手な人へ『③スライスをマスターする』です。
注目記事
- ヨーロッパのコーチが選手の素質を見抜く時にまず注目するところ
- オレンジボールやグリーンボールはいつまで?
- ジュニアと親を苦しめるポイントシステムを解説!! ジュニアランキングを上げるための複数年計画の年間スケジュールとは。
- ジュニアテニスで一気に伸びるために必要な行動
- 世界中、強くなるジュニアが、テニスの練習でやっていること
- お子様に『お前は足が遅いなぁ〜』とついつい言いたくなる時に参考にしたいオーストラリアンオープンテニスのスピードデータの読み方
この投稿へのトラックバック
トラックバックはありません。