合わせること。新シリーズ!スペインテニス賛否両論!


スペインドリルとかスペインテニスってものすごく賛否両論あるんです。

まあ、賛否呂論集まるほど、メジャー化しているってことなんですけど

その内容を紐解いていくとテニスってスポーツの理解度がまた広がります。

あまりマニアックになるは好きではないので、

マニアックになりすぎない程度に考えていこうと思います。

まず第一回というか最初にというか、

『ボールに合わせること』について考えていこうと思います。

テニスでは、雑に分けると、

超チャンスボールのように相手のボールの力がない状況と、

相手が普通もしくはそれ以上に打ってきた時の

相手のボールの勢いがある状況の2つにわけられます。

簡単にいうと、ゆるいボールと速いボールという感じでしょうか。

スペインドリルでは『死んだボール』である勢いのないボールを打つため、

速いボールに合わせて打つ感覚が育ちにくいと言われます。

その通りだと思います。

特に体格で劣る日本人は、

相手のボールの勢いをうまく利用するスタイルが必要だと思います。

『死んだボール』を繰り返し打ち続けることは、早いタイミングで打ち、

しかもできるだけラリーを早く終わらせようとするスタイルとは真逆の練習方法です。

『死んだボール』を打ち続けると、

テニスの動きからも『速さ』がなくなってしまうような気がします。

スペインドリルでは、球出しの間隔はあまり短くなく、

どちらかとうとゆっくりとしたテンポで球が出されます。

追いつけないようなボールを次々と出す俗に言う『振り回し』とは異なるものです。

ボールに追いつくことが目標ではなく

、いかにしっかりとボールを打つかがスペインドリルの目標です。

結論からいうと、スペインドリルだけでは、

相手のボールに合わせる技術は成長しにくいと考えています。

しかし、相手のボールに合わせることも含めて

基本的な技術を身につけることを目標にすれば、

やはり必要な練習だと思っています。

相手のボールに合わせる為には、『目』の良さも必要ですが、

しっかりと構えてボールを待つことが必要です。

バランスを崩していては合わそうとしてもはじかれてしまいます。

では、しっかりとした構えはどのようにすれば身につきやすいでしょうか。

少しゆるめのボールをきちんと打ち抜こうとすると、身につくと思います。

スペインドリル中は、その構えをつくるまでの時間は少し余裕があります。

それだけに、覚えやすいと思われます。

最初は、ゆっくりと構える時間があった方が、

力が溜まった良い構えをつくることをマスターするには簡単であると思われます。

あとは、ラリー練習の中で、速いボールへの対応や、

その合わせ方、ラケットさばきを覚えていけばいいのではないかと思います。

単に、速いボールに合わせることだけができても、

最終的にゆっくりときたチャンスボールを決められないのでは駄目です。

結論としては、スペインドリルはボールを合わせることに直接的には反映されないけど、

間接的には反映されると言えると思います。

これから毎週水曜日は、スペインドリルの賛否両論について書いていこうと思います。

社会は遠吠えブログは日曜日にして、今までの2倍の毒を吐こうかな。。。笑。

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