レディースの技術!ストローク対ストローク2!
こんにちは!
先週に引き続いて 、雁行陣でのストローク対ストロークについて。
下の図のように少し高い軌道で打った方が、
相手のポジションを後ろに下げることもできるし、
効果的であると書きました。
今日はその補足。
この上の図のように、軌道が高いボールは、立体的にボールが飛んでくるので、
打点がとりにくいというか、わかりにくい、というか絞りにくりです。
これは意外と知られていないのですが、効果的です。
速いボールよりも、立体的なボールの方が、
照準をしぼりにくいことが多々あります。
速いだけのボールなら面を合わせやすいのですが、
逆にこのような立体的な軌道だと
ついつい、高く力が入りにくいところで打ってしまい、
コントロールミスしやすい。
そして、一度、視線が上がりボールを追いかけるので、
前衛の動きを見失うことにもなります。
相手の視線をチェックして、ボールを見上げるようになったら
前衛の位置を見ていない確率が高いのでポーチのチャンスです。
そして、相手がしっかり打とうとしてポジションを下げた時もポーチチャンスです。
次にこの赤いラインのようなボールを打つ時の注意です。
ただ遅いロブにならないように注意しましょう。
ロブロブ合戦になりがちです。
相手コートに向かってしっかりと打ち込む意識がある方がいいです。
男子のようにトップスピンをかける必要はないですけど、
ネットの3倍くらいの高さを通過するようにして、
しっかりと打ち込みましょう。
しっかりと振り抜けば、意外とアウトしないものです。
アウトする場合は、インパクトで面が上を向いているケースが多いでしょう。
ネットの3倍上をねらうからといって、
インパクトで面を上に向けてはいけません。
当然アウトします。
面は垂直に近い状態を保ったまま、
打点に対して、下から上にスイングすることで
ボールの軌道を上げましょう。
相手の後衛に少しでも、
ストレスがかかる状況で打たせるためにも、
この軌道のストロークを持っておくと役に立つと思います。
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