レディースの技術!ルーズボール。
こんにちは!
我がテニススクールの奥にある方のインドアコートは、
真ん中の部分が太陽光が入る設計になっており、
日差しが気持ちいい季節はいのですが、この時期は暑さも手伝って大変です。
当然、インドアですけど日焼けしまくり!
首にバンダナ巻いたり、長袖でのプレイは当たり前です!笑!
基本的にインドアスクールでコーチが真っ黒だと日焼けをしないという説得力がないのですが、
僕は外のレッスンも担当するのですでに真っ黒です。笑。
さて、ダブルスの試合中の一場面。
下の赤丸のプレイヤーの前にぽとりとワンバウンドのボールが行くことがあります。
ネットインとか、相手のボレーヤーのミスショット、
もしくは相手ボレーヤーがやっとおいついたボールなど。。。
ここでは、サッカーのこぼれ球と同じくルーズボールと呼ぶことにします。
この状態でどうするのかを見ていると、試合で強い人がどうかわかる時があります。
まず一番良くないのが下の写真のようになる人。
パニクって、青いラインに打ってしまい、
あっさりと赤いラインに決められる人。。。
でも結構多いです。。。
ではどこに打てばいいのか?
今日はまず青の①の方に一度つなぐ場合を考えます。
当然、思わぬ状況で打つのがルーズボールです。
あまり深く考えずに打ってしまうのですが、
試合に強くない人は、下の写真のように浅い位置に、
普通のなりにげない軌道のボールを打ってしまいます。
別に、相手に決められたり、自らミスするよりはいいのですが、
ちょっと物足りません。
前衛の人は、自分が打ったボールの返球は特にタイミングがとりやすいもの。
(どういうボールでどのくらいの威力で打ったのかわかってるから)
それなら、次の返球をボレーしやすいようにゆるくて深いボールを送るといいでしょう。
下の写真の位置に、無意識にボールが打てる日人は強いと思います。
打ちやすいボールが来たら、『まずは深く打つ』ということが、
身体で覚えられています。
そうすることで青の①の人をベースラインの後方に下げることができたら
(上下の写真両方参照)次の返球を自分ねらってボレーできる確率も上がります。
できれば、上の図のように、少し山なりのボールで自分がネットに詰める時間をかせいで、
なおかつスライスですべらせると最高です。
下の図の赤ラインにボールを打ちながら、青ラインのように
自分はネットに詰めてきます。
青①の人を後方に下げたので、
次の返球を下の図の赤矢印の方向に飛び込んで決めやすくなります。
ロブは後衛にまかせればいいですからね。
もちろん、深く打っておいて、ネットに詰めずに待っていてもOKです。
相手が打ってから詰めてもいいし、
ロブを待っててもOK。
要は、このようなルーズボールの時に、うまく時間を稼いで、深いボールを打つことが、
無意識にできることが重要です。
大切なのは、時間を稼ぐ、『一瞬の間』を作れるかどうかでです。
そうすることでリスクを少なくして、ポイントを取れる確率が上がるでしょう。
次回は同じシチュエーションで、相手の青②の前衛にしかける場合です。
注目記事
- ヨーロッパのコーチが選手の素質を見抜く時にまず注目するところ
- オレンジボールやグリーンボールはいつまで?
- ジュニアと親を苦しめるポイントシステムを解説!! ジュニアランキングを上げるための複数年計画の年間スケジュールとは。
- ジュニアテニスで一気に伸びるために必要な行動
- 世界中、強くなるジュニアが、テニスの練習でやっていること
- お子様に『お前は足が遅いなぁ〜』とついつい言いたくなる時に参考にしたいオーストラリアンオープンテニスのスピードデータの読み方
この投稿へのトラックバック
トラックバックはありません。