骨盤帯と股関節


こんにちは!

前回までの肩甲骨に続いて、今回からは骨盤帯と股関節について

さらっと紹介します。

最近は、骨盤ダイエットとか骨盤矯正とか、

この骨盤って言葉がとても良く聞かれます。

実際にどんな形をしているのかというと、

下の写真のような感じ。

photo:01

腰の部分ってこんな風になっているんですね。

なんかゾウさんの耳みたいになっている。。。

細かくわけると大変なので、

大雑把に骨の名称を書くと、

photo:02

緑の部分…腸骨

水色の部分…恥骨

赤い部分…座骨

となります。

photo:03

そして、二つの腸骨の真ん中にあって、背骨とつながっているのが仙骨。

この仙骨と腸骨のジョイント部分(写真の黄色いライン)を仙腸関節といいます。

この仙腸関節に関しては、まだまだ色んな説があるみたいです。

可動性は少ないけれど、動くという説と動かないという説。

この仙腸関節が自由に動かせるかどうかが、

一流アスリートになれるかどうかの鍵になるという本もありました。

これだけ解剖学が発達していても、

まだまだ未知の部分があるというのは、面白いことです。

photo:04

そして、この下の部分のジョイント部分は、恥骨結合といいます。

この腸骨、恥骨、座骨、恥骨結合、仙骨でどっしりとした骨盤帯ができてます。

普段は、『腰』としてしか意識していないですけど、

骨ってこんな風になっているんですね。

で足は、どのようにひっついてるかというと

下の写真のような感じです。

photo:05

こんな風に、球状の関節で骨盤にひっついてます。

股関節です。

球状なので、足が前後に動く(屈曲、伸展)、左右に振り子のように動く(外転、内転)、

太ももを内側にひねったり(内旋)、そとにひねったり(外旋)という動きができます。

なんとなくイメージはできていても、上の写真のようにジョイント部分の球状が

綺麗に見ることができると、面白いですよね。

足が色んな角度に自由に動くのがよくわかります。

最後に骨盤帯の動きです。

そんなに動きは大きくないですが、

動きます。

photo:06

まず、上の写真が、側方傾斜。

左右どっちかの腰が上になります。

これは、サーブの時になりますね。

右利きだと、テイクバック時に、左の腰が右腰に比べて少し上がります。

そして打つ時に入れ替わる感じです。

photo:07

そして、前傾と後傾。

おしりを上げたり、下げたりといった感じでしょうか。

photo:08



あとは、よくやる腰を左右に振る動き。

水平回旋があります。

よく骨盤や股関節が大切だ!って聞きますけど、

こんな風になっていたんですね。

次回は、骨盤帯と股関節まわりの筋肉について。

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