目に見えないもの。。。『感覚』


こんにちは!

美味しいアイスの情報交換をするのが、

コーチ室での楽しみの一つです。

さて、海外での日本人の評価として

『真面目、根気がある』など、努力家のイメージがあります。

それ自体は、そうだと感じます。

そして、もう一つ面白い話を聞いたことがあります。

『日本人は身体の感覚を大切にする』ということ。

以前、バルセロナでも指導の話を面白おかしく書いた時に、

『スペイン人は擬音語が3種類くらいしかない』

と書きました。

(テニスコーチの今後)

関西のコーチは、擬音語でレッスンが成立するとよく冗談で言われますが、

そのレパートリーは半端なく多いですよ、笑。

そんなことはさておき。

真面目で根気がある割には、繊細で細かいことを気にする。

『感覚』に対しても敏感なのが日本人と言えるのかもしれません。

スペインのように、同じ練習を365日繰り返し行えるのは、

ある意味で繊細さが日本人に比べるとないと考えることもできるでしょう。

日本での指導が細かく、スペインやアメリカのそれが大雑把に感じるのも、

日本人の感覚にその原因があるのかもしれません。

一つの練習を黙々と続けるとしても

『なぜ必要なのか?』

『どのような意味があるのか』

言い続けないと続けられないのも

そこに原因があるのかもしれません。

(単に根気がないだけかもしれませんけど。。。)

『感覚』を大切にするというのは、

日本人は得意で、これは長所と言えると思います。

でもその反面、これも以前の記事で書きましたけど、

『一流の感覚を言葉にすると台無しになり』ます。

(過去記事 はいはい。。。)

 

日々、自分の感覚と向き合って、磨いていくしかない。

 

『感覚』を言葉にすると台無しにはなると言うけれど、

それはうまくまとめようとしたり、

活字にして表現しようとするからだと思う。

 

『感覚』のことは、感覚的に話せばいいと思う。

 

『この場合、スーっとボールが来たらストレートに流すけど、

グワっときたらクロスに引っ張る』

 

とかそんなんでいいでしょ。笑。

 

錦織選手もベルディヒに勝った時のコメントで

『感覚が良かった』って言ってましたよね。

 

どう良かったんですか?って聞いて

ぐだぐだの感覚トークしてみたいなぁ~!

 

 

 

 

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