横向き2!
こんにちは!
先週に引き続いて、横向き、について。
今週はまず、身体の機能から。
以前紹介した、肩甲骨と骨盤。
下の緑丸のやつ。
この2つは連動していて、
左の肩甲骨を動かすと右の骨盤が動き、
右の肩甲骨を動かすと左の骨盤が動きます。
腰掛けて、右肩をちょっと前に出すと、
左のおしりがぴくっと後ろに引かれると思います。
下の図のように、ペケ印に連動している。
ラケットを持っているとこんな感じです。
ということは、フォアにボールがくれば、
左の肩甲骨を前に出せば、(左肩を少し前に出せば)
自然に、右の骨盤が後ろに引けて、
身体の機能的には、テイクバックが完成します。
そして、横に向かって走りだせばいい。
もしくは、少し動けば、ボールは打てます。
でも『横向き』という言葉には、
下の写真のようなイメージがありませんか?
肩甲骨や骨盤がどうのこうのではなく、
体ごと横を向いてしまう。。。
そして走り出す。。。
これだけ横向いてしまったら、打点は近くなってつまりやすいし、
力は前方に向かって発揮されにくく感じます。
2枚上の姿勢を作ってから、コーチが手でボールを出して
『1・2・3』とか言って打つことってスクールではよくありますよね。。。
もちろん、分習法で、様々な意図があってのことなので、
それ自体は否定しません。。。
僕もたま~にやったりします。
でもレッスン中に『横向き』という言葉を使うと、
2枚上の写真をイメージする人がほとんど。
この言葉を使うと急にボールが入らなくなる人ばっかり。
老若男女問わず。。。
横向きって本当に使い方の難しい言葉です。。。
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