動き出し4!用意。
こんにちは!
先週の続きは、また次週で。
(先週の記事 セレクティブステップ)
今日は、動き出しの重要なポイント。
右のサイドバーのスペインドリル書籍をダウンロードしていただいた方は、
ドリルのSTEP1がほぼ同じ内容で辟易したかもしれませんが、
動き出す時には、ボールを打てる用意をしていることが、『動き出し』の
重要なポイントです。
下の写真は、前に移動してフォアハンドを打つ時。
下のは、バックハンドで後ろに動く時。
これって、意外と注意していないとできません。
試しに、ラケットをガチっと引いてしまってから、
移動してボールを打ってみてください。
なんか打ちにくいなぁ。。。
と感じた人は、できていません。
ボールがバウンドしたのをきっかけにラケット引いたりしています。
一度、その身体感覚が身につくと、ミニラリーや球出し練習まですべてそうしてしまい、
修正が非常に困難になります。僕もそうでした。。。
スペインで増田健太郎さんが現役時代の練習を見る機会があり、
その基本動作の完璧具合を見て、感動したのを覚えています。
完璧に、いつボールが来ても打てる用意を作ってから走る。
スペインドリル中も、ストレートクロスをやるときも、
完璧に忠実にその基本を守る。
バウンドに合わせて、手のタイミングだけで打つようなことは、
ただの1球もしない。。。
サーキュラーでゆったりとテイクバックして、
かっこよく打ち込むのもいいですが、
相手のボールが速くなると、そんな余裕はありません。
またちょっと上がりっぱなのボールを打とうすると
余裕がなくなります。
練習中に計っていると、テイクバックに1秒近くかけているプレイヤーもいました。
相手のボールがこっちにくるまで1,5秒くらい。
相手のボールがネットを通過する遙か前に、
テイクバックを指導しないと間に合いません。。。
動く余裕なんてほぼなし。。。
習慣は恐ろしい。。。
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