2対1の練習。
こんにちは!
『に~いち、やろ!』
テニスの練習では下の図のように2対1でストロークやボレーの練習をします。
シングルスでのコースの打ち分け、その時のコートカバーなど
二人で一人を相手にすることによって、負荷を上げます。
でもこの『2対1』の『2』が意外と難しい。。。
図だと、赤丸の①と②です。
どちらかにコーチが入ったり入らなかったりするんですけど、
一般の方もジュニアも練習台になるはずの赤丸の①と②が
ミスばっかりしてしまう。
なんで難しいのか?
今日はよくコーチどうしで出る2つのポイントをご紹介。
まず一つ目は、下の写真のように自分に向かってボールが飛んでくるから。
黄色いラインにボールが来やすいため、
うまく打つには青いラインのように少し回り込むような打点の取り方が必要です。
シンプルに真横に動くよりも難しい動きです。
この動きのイメージがなプレイヤーは、よく打点がつまってしまい
ミスヒットばかりになります。
そして二つ目。
これが意外と難しいんですけど、
どういう状況のボールを練習しているのか?というイメージ。
『2対1』の『1』の方は、シングルスを展開している感じで
自由に打てばいいので比較的練習のイメージには困りません。
では『2』の方はどのようなイメージで打つのか?
テニスのラリーには大きく分けると3つのタイプがあります。
①自分が主導権を握っているラリー
②相手が主導権を握っているラリー
③主導権がどちらにもないラリー
『2』のポジションでミスが多いプレイヤーは、
①のイメージでプレイしている場合が多い。
なので、『2』のポジションはあくまで練習台に近いのに、
平気でポンポンとエースを奪ったりする。
そして『1』の方がだんだん機嫌が悪くなる。。。
よくある駄目な練習パターン。。。
『2』のポジションの人は、
②か③のイメージでラリーするといい練習になりやすい。
相手に主導権を取られて、ベースライン後方から反撃をうかがう時のボール。
主導権がどちらにもなく、なんとかして我慢強く打ち続けるボール。
どちらにしても勝利に対してどん欲でなければ、
②や③はイメージが湧かないボールかもしれない。
『2対1』でストレートクロスなんてできれば、
かなり良い練習になるんだけど。。。
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