月曜日は本の紹介!
こんにちは!
いや~、冬のテニスコートが寒いのは慣れているはずが、
今年はさらに寒い。。。
人生初のネックウォーマーとヒートテックを着用。
もう若くないなぁ。。。
さて今日紹介するのは。
ナイフ (新潮文庫)/新潮社
¥662
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小説です。ショートストーリーがいくつか入ってます。
すべて、『いじめ』をテーマに書かれている。
よくあるいざこざ的な『いじめ』ではなく、かなり本格的なものばかり。
知ってはいたものの、
『いじめられている子は、その事実を親にも全力で隠そうとする』
ことを再確認。
なぜ、言わなかったの?
という質問は全く意味をなさないということ。
2冊目は、この本を読んで読み返したくなった本。
フィンランドの教育力―なぜ、PISAで学力世界一になったのか (学研新書)/学習研究社
¥756
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読んだのは5、6年前かなぁ。。。
なんとなく覚えていて、また良い本なので売らずに本棚にありました。
主に、日本の『詰め込み』とは異なる、
考える力を養うようなフィンランドの教育のコンセプトが書かれています。
そして、168ページから12ページにわたって、『いじめ』への対処法を
教師の立場から書いてくれています。
大切なのは子供の中に自負心を育てること。
「自分で自分の世話ができる」
「自分の意見をきちんと持って伝えることができる」
「判断がつかないときはどこにいけば助けを得られるかを知る
大きくはこの3か条だそうです。
なかなかに濃い12ページの内容です。
最後にこちら。
pepita(ペピータ) (井上雄彦 meets ガウディ)/日経BP社
¥2,940
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スラムダンクの作者、井上雄彦さんが、バルセロナを訪れ、
ガウディの作品にふれで書いた、絵や詩をまとめたもの。
『サグラダファミリアと職人達』という文章がよかった。
要約&引用します。
ガウディが残した未完成のサグラダファミリアを作り続ける職人さんは、
多くを考えすぎずに、『ガウディから与えられた役割』を全うしようとしている。
全体のうちの一部であり、それを全うすること。
それでいっさい過不足はないという姿勢。
なんというか、バルセロナで出会ったテニスコーチも
みんな同じような姿勢で仕事していたように感じた。
おのおのの哲学は、あるんだろうけど、
別にそれは深く考えずに、シンプルに自分の役割に徹する。
チームとして仕事をするには、
かなり必要なメンタリティだと思う。
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