スペインテニス賛否両論!ボールが止まる。。。
こんにちは!
題名にある『ボールが止まる』とう表現ですが、
バルセロナでは、『ボールが止まったところを打て!』と指導されていました。
クレーコートでは、ボールがバウンドして高く跳ね上がります。
速いハードコートのように低いバウンドではなく、
高く跳ねるので、バウンドの頂点でボールが止まっているように感じます。
僕の感覚では、終始、肩の高さでプレイしていた記憶があります。
実際にちゃんとしたアンツーカーコートでプレイしないとわからない感覚です。
そこでは、ライジングを主体としたスピードテニスは
一瞬そのスピードを止められます。
以前は、クレーでもクーリエのように早い展開で攻めるスタイルで優勝できていましたが、
今では、ナダルがデビューした時のような、
少し高めの打点でしっかり打ってくる選手が強いです。
宮崎の研修合宿でオムニコートを使いましたけど、
ボールの勢いは、殺されて遅くなるけど、バウンドも低い。。。
そしてボールの回転は吸収されてしまうのが、オムニでしょうか。
クレーでは、回転が効いてるほど、相手にとって重たいボールになり、
力が入りにくい高い打点で跳ね上がります。
日本人に、その高い打点から打ちまくるテニスが合うのかどうかは別にして、
その『止まって見える』ボールをなんとかしてコントロールしていかないと、
早い展開に持ち込むこともできません。
国内のハードやオムニでは、
『ボールが止まって見える』という感覚は得られないでしょう。
そして『止まって見える』のに、ボールが重くて打ち返せない。という感覚もないでしょう。
スペインにいくと、まずは、その『止まって見える』ボールとの戦いになります。
サイドバーからダウンロードできるスペインドリルの書籍にも
『死んだボール』を打ち込むことがコンセプトだと書いています。
まあ、何事も経験です。。。
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