2013スペイン人エスパルシアコーチ IN 江坂テニスキャンプ!自分がどうすれば良いのかわかってますか?
練習中に選手に内緒でアンフォースドエラーの数を数える
あらかじめ通訳の高木さんに両方のプレイヤーのアンフォースドエラーの数を数えるように指示していました。試合後に発表してエラーの数を確かめます。
エスパルシアコーチのアドバイス
アンフォースドエラーが少ない方がチャンスがあります。自分の対戦相手は、どこに打てばミスが多いですか?
一番大切なのは、自分がどうすればいいのかを知っていることです。自分ができることを試合の中ですることです。相手も自分ができることをしてきますから、それよりも多い回数、自分ができることをすることです。それが試合で勝つために必要なことです。
エラーが多いということは、自分ができないことをやっているということ
これはとても重要なことだと思います。試合になると自分ができないことばかりやっているプレイヤーがいます。試合が競ってきて終盤にさしかかると、余裕がなくなって、自分ができないことをしてしまうことも多々あります。レベルが上がると相手も自分ができることをしようとしてきますから、どちらが回数多く、それができたがが重要になります。一度や二度、相手に良いプレイをされたからといって負けるわけではありません。でもそこでポキッと心が折れてしまうプレイヤーはたくさんいます。(特にジュニアの頃は。。。)相手のボールがちょっと速いだけで、あいつは強い。。。と強く思ってしまいます。速いボールの相手に対して、自分ができることを積み重ねていけば試合は勝てます。自分がどうすればいいのか?それを見つけるために練習して試合に出るわけですね!
※2013年8月22日に公開した記事ですが、リライト記事に必要な文言等を追記、その他の部分も修正して2017年4月17日に再度公開しました。
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