2013スペインテニスヨーロッパ視察で学んだことPart17!U12男子決勝!バックに弾ませて回り込み
バックハンド側へ弾ませる!
試合ではバックハンドがねらわれます。フォアより弱いからですが、そのバックで無理矢理攻めるよりもなんとかフォアにつなげたい。そんなポイントです。ラリーが続いた後、画面奥のLuis選手は、バックハンドで相手のバックハンド側にスピンで跳ねるボールを打ちます。相手のポジションを下げたところで、フォアハンドに回り込んで攻撃します。
結果は、画面手前のNicolas選手にうまくディフェンスされ、ポイントの結末は、そのNicolas選手のアンフォースドエラーで終わっています。回り込みのストレートで終わっていれば、完璧だったんですけど、そうは簡単にいきません。注目は、このバックハンドのショットです。
高く弾むので、相手は画面から出ていってしまうほど、コートの後方、しかも左後ろへ移動させられます。
そして、弱くなった返球を回り込み、下の写真のような形を作ります。広いオープンコートがあって、しかもフォアで打ち込める形です。
バックハンドで低くて速いボールをクロスに打ち合い、隙をついてストレートへエース!という形にプラスしてこのようなパターンを使えるとより有効だと思います。引き出しは多い方がいい。特にU12でこの辺りはしっかりと学んでおいきたいところです。
※2013年9月23日に公開した記事ですが、リライト記事に必要な文言等を追記、その他の部分も修正して2017年4月20日に再度公開しました。
注目記事
- ヨーロッパのコーチが選手の素質を見抜く時にまず注目するところ
- オレンジボールやグリーンボールはいつまで?
- 世界中、強くなるジュニアが、テニスの練習でやっていること
- 外人って何食ってるからあんなにデカくなるんだろう?海外のジュニア選手の食事。
- ジュニアテニスで一気に伸びるために必要な行動
- ジュニアと親を苦しめるポイントシステムを解説!! ジュニアランキングを上げるための複数年計画の年間スケジュールとは。
この投稿へのトラックバック
トラックバックはありません。